<長谷川慎 コメント>

――オファーを受けたときは、どう思いましたか?

普段はグループに所属し、アーティスト活動をしていますが、お芝居にも挑戦するなかで、いつか“単独主演”をやりたいとずっと思っていたので、今回このような機会をいただけて本当にうれしく思っています! 

――台本を読んだ印象は?

都築亮という役を、自分が演じきれたらすごいなというワクワク感と、演じきれるかという不安がありました。 

ストーリー自体、すごく興味をかき立てられて、各話の終わりには次が気になる展開でした。改めて「自分の価値」や「命の重さ」についても考えさせられました。自分も日々「選択」の中で生きていて、何事にも「選別」があって葛藤することもあり、自分の人生とリンクする部分もあるストーリーだなと思いました。

――今作が“初単独主演”となります。

“初単独主演”というものは、一度しか訪れないものなので、その初めての瞬間を大事にしたいです。そして、自分の成長や今出せる全力がこれなのだと、作品を見た際に感じられるものにできればと思っています。

現場の雰囲気がとても大切だと思っていて、俳優チーム、スタッフチームとみなさん大変だと思うので、チーム一丸となって手をとり合って、支えあっていくということは常に意識して撮影現場にいます。

――「(命の)選択」がドラマのテーマの一つですが、最近 “悩んだ選択”はありますか?

洋服やファッションが大好きで、常日ごろ、ネットサーフィンをしては買おうか悩んでいます。この間も、少しお高めなアクセサリーを購入するか悩みましたが、グループ活動でのツアーが終わったタイミングだったの「ツアーを終えた」という理由をつけて購入しました(笑)。

――現場の雰囲気はいかがですか?

今回、自分を含めたキャストのほとんどが同世代で、年齢が近い方ばかりです。作品の内容は重たくもありますが、現場は毎日楽しく撮影に挑んでいます。白衣姿も我ながら似合っているなと思っていて(笑)、着るたびになじんできていると思いますし、都築という役が自分に染み込んできていると、とても感じます。現場でも褒めていただくこともあり、うれしいです。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

今まで、僕が見せて来なかったさまざまな表情をお見せできると思います。都築が毎話ごとに葛藤して表情が変わっていく姿や、もがき苦しむ姿は、見ていてとても辛いとは思いますが、すごく魅力的に感じるのではないかと。

今回、医師役に初挑戦して、自分にはない引き出しをたくさん増やせていると思います。苦戦する部分もありますが、自分なりに都築亮という人生をしっかり表現できるように全力で務めさせていただきます。