個性が爆発するユニットステージ!“悪いNiziU”から“妖精”まで

ライブ中盤では、3rd Album『New Emotion』の初回生産限定盤Bに収録されるユニット曲を披露するブロックに。ユニットごとの多種多様な楽曲と存在感を存分に見せつけました。
MAKOさん、MAYUKAさん、RIMAさんによる「VILLAIN」は、タイトルを意味する「悪役」の通り、普段のキュートな彼女たちとは相反する「悪いNiziU」を観ることができるパフォーマンスに。後半でのメンバーの影が映し出されるシルエットダンスは圧巻でした。

撮影:田中聖太郎

RIKUさん、AYAKAさん、MIIHIさんによる「Fairy Magic」は、これまでなかった極限まで「かわいい」を突き詰めたパフォーマンスを披露。「妖精」となったメンバーが恋を応援するという歌詞の通り、キュートなダンスを披露しました。
 

撮影:田中聖太郎

RIOさん、MAYAさん、NINAさんによる「Too Much」は王道のR&Bナンバーで、ガールクラッシュでクールな歌とダンスを披露。NINAさんの伸びやかなハイトーンボイスとRIOさんとMAYAさんの妖艶さを感じるダンスに、悲鳴にも近い歓声が上がりました。

最新曲から楽器演奏まで、アーティストとしての新たな一面

ユニットパフォーマンス後はVCRを挟み、今回の公演の山ともいえる3rd Album『New Emotion』タイトルトラック「♡Emotion」を披露しました。同曲はSNSを活用した恋の作戦で、片想いの相手を攻略していく過程を描いたデジタル時代のラブソングです。現在すでに公開されているミュージックビデオも2,000万回再生以上を突破し、2025年下半期を彩るラブソングとしても名高いこの曲をパフォーマンス。

撮影:田中聖太郎

写真投稿型SNSをイメージした映像が背景に映し出され、彼女たちの武器ともいえるフォーメーションダンスと、♡をイメージした振り付けなど見所が多く、ラストサビでのRIKUさんとNINAさんによる高音フェイクも印象的でオーディエンスを魅了しました。
 

撮影:田中聖太郎

今回のホールツアーではメンバーの楽器演奏という新たな試みも実現し、ファイナルの武道館公演でも行われました。デビュー曲「Step and a step」と、NiziUの名を全国区に伸し上げたプレデビュー曲「Make you happy」をメドレーで披露。MAYUKAさんがピアノを、NINAさんがアコースティックギターを生演奏しての歌唱となりました。

「これまでのNiziU」とは一味も異なり、アーティストとしての側面もしっかりと感じることができるパフォーマンスだらけのライブもいよいよクライマックスに。「少女から大人の女性への成長」を描いた最新アルバム収録曲「YOAKE」、韓国2nd Single Albumのタイトルトラックの日本語バージョン「LOVE LINE -Japanese ver.-」とたたみかけます。

MAYUKAさんの「武道館もっと盛り上がれますか!」という声とともに、スタンドマイクを駆使し直近のライブ映えナンバーともいえる「What if -Japanese ver.-」で会場のボルテージはMAXに。“初のホールツアー”の思い出を来場のオーディエンスと心に刻みつけるような「Memories」で本編を締めくくりました。

撮影:田中聖太郎