NiziUのメンバー・MAYAさんが初となる全編描き下ろし絵本『まっしろなちょうちょ』を発売。

今作は、「本当の自分は何が好きなのか、何が大切なのかわからなくなってしまった」過去があるというMAYAさんが描く、1匹のまっしろな蝶が「本当の自分の色」を探し求めて、羽ばたく姿を描いた心温まる成長物語となっています。

めざましmediaは、そんな絵本の発売を控えたMAYAさんにインタビュー。
歌手を夢見たきっかけや、今の自分の“原点”となった出来事を告白。
さらに、いつも自然体でいるために欠かせないものや、今後新たに挑戦したいことについても語ってくれました。

【インタビュー前編】NiziU MAYA「愛をくれる」メンバーから受けた影響や“自分らしくいることの大切さ”を告白 初の書き下ろし絵本『まっしろなちょうちょ』

今歌手として活動していることは「本当に奇跡」

ソニーミュージック×JYPの合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project」より、1万人から選び抜かれたガールズグループNiziUのメンバーのMAYAさん。

2020年6月にDigital Mini Album『Make you happy』でプレデビューし、同年12月にはSingle『Step and a step』で日本デビュー。日本レコード大賞での特別賞受賞や、デビュー後わずか29日でのNHK紅白歌合戦出場などの快挙を果たしました。

2022年には、初となる単独ツアーとドーム公演を開催し、33万人以上の観客を動員。
2023年10月にはKorea 1st Single Album『Press Play』で韓国デビューを果たしました。
現在は、日本や韓国などアジアを中心に活躍しています。

――今年はデビュー5周年のアニバーサリーイヤーですが、そもそもMAYAさんが歌手になろうと思ったのはいつ頃のことでしたか?

小学生のとき、少女時代さんやKARAさんなどが日本ですごく人気で、パフォーマンスをしている姿をテレビで見て、「は!かっこいい。絶対歌手になりたい・・・!」と思ったのがきっかけでした。

――小さな頃から歌手を夢見ていたんですね。

そうですね。それでダンスを習い始めました。
歌手になりたいという夢は、最初は恥ずかしくて、お母さんにも言えなかったんですけど、自然と「そっちの方向(歌手)をやってみたいかも・・・」と伝えていたんです。
そうしたら、自分の中でも夢が強く固まってきたといいますか、歌手になりたいという夢が強くなっていきました。

――デビュー前の学生時代の記憶の中で、今のMAYAさんにつながっていると思う“原点”のような出来事はありますか?

中学生の頃に友達とK-POPのカバーをしていて、その動画を趣味でSNSにあげていたんです。
それでスカウトをしていただいたことが、この業界に入るきっかけとなりました。

そのスカウトがあったから、「もっとこうしていきたい、ああなりたい」と自分から言えるように、発信できるようになったと思います。内向的な性格だったので、スカウトがなければ、たぶん自分からオーディション(Nizi Project)を受けることはなかったと思います。

――そのときのスカウトが今のMAYAさんにつながっているんですね。

はい。本当に奇跡だと思います。

――デビューしてからの5年間で、1番印象に残ってることはなんですか?

印象だらけの毎年ではありますが、中でも、2023年に初めてスタジアムで公演させていただいたときに、花火が上がってみんなでラストを踊るシーンがあったんですけど、それは本当に何回見ても忘れられない光景でした。

あんなに広い屋外のステージで、たくさんのファンの皆さんと一緒に夜空に浮かぶ花火を見上げながらライブをして、もうみんなで半泣きで(笑)。泣きながら踊ってパフォーマンスしていたので、そのキラキラした光景というのはずっと忘れられないなと思います。

今の自分につながる学生時代の“原点”となった出来事や、デビューしてからの忘れられない瞬間を語ってくれたMAYAさん。

いつも自然体な自分でいるために欠かせないものや、今後新たに挑戦したいことについて明かしてくれました。