中山優馬さんが近況と今後のビジョンを明かしました。
俳優・アーティストとして活躍中の中山優馬さん。約18年間、所属した事務所を今年1月いっぱいで退所し、独立。現在は、かつての事務所の先輩・錦織一清さんが演出を手がける舞台『あゝ同期の桜』に特攻隊員役で出演中です。
めざましmediaは8月初旬、お昼のバラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ)出演を終えた直後の中山さんにインタビュー。生放送の感想や新たなスタートを切った現在の心境、今後のビジョンを聞きました。
中山優馬『仮面舞踏会』生披露の感想は?
――『ぽかぽか』生放送お疲れさまでした。錦織さんとトークやゲームコーナーなど2時間にわたって出演しましたが、感想を聞かせてください。
リラックスして楽しく過ごすことができました。2㎏の肉の塊(かたまり)から300gだけを切り取る「牛肉ぴったんこチャレンジ」(錦織さんが担当)は残念な結果に終わってしまい、そして、空気砲から送り出す風で風鈴を鳴らすものなど、単純明快なゲームに参加させていただきましたが、やってみると意外と難しいものですね。ぜんぜんダメでした(苦笑)。
――少年隊の大ヒット曲「仮面舞踏会」を錦織さんと披露したことがネット上でかなり話題になっていました。大先輩との歌唱&ダンスは緊張しませんでしたか?
緊張はしませんでしたね。楽しく歌って踊らせていただきました。
――長年、所属した事務所を離れ、リスタートを切りましたが、どのような心境で仕事に向き合っていますか?
すごく楽しいです!独立となるともっと大変なのかと思っていました。もちろん大変さはあるけれども、気持ち的にはすごくラク。やりたいものが見えていて、今、やるべきことも見えている。仕事の幅も広がっていますし、幸せです。
――自由になったぶん、責任の重さを感じることもありそうです。
そのあたりも当然、覚悟していましたが、以前から責任をもって作品に向き合ってきたつもりなので、取り組み方が変わることはありません。余計なことを考えず、目の前のことに集中できています。
――昨年、30代に入りましたが、心境の変化はありましたか?
気楽になりました。今日の『ぽかぽか』もそうでしたが、番組などに出演する際、極端な話「二度と呼んでいただけなくてもいいや」という心境で臨めるようになったんです。
以前はきちんと爪跡を残さないといけないという気負いみたいなものがありましたが、今回、舞台の宣伝という目的はあったものの、自然体で番組を楽しむことができた。そんなふうに考えられるようになったのは30代に入ってからですね。

中山優馬 結果がすぐにわかる「料理が好き」
――めざましmediaのコンセプト“好きでつながる”にちなんで、中山さんの好きなものは何ですか?
魚や料理、釣り、犬、家などたくさんあります。
――料理といえば、『ノンストップ!』(フジテレビ)の「ゆウマいごはん」で2年間にわたって腕前を披露してきましたね。現在、料理のほうは?
一応、続けています。何でも作りますよ。作れないものはラーメンくらい。ラーメンだけはちょっと無理でした。豚骨と鶏ガラを3日間くらい煮込んで、スープ作りからチャレンジしたんですけど、ちょっと向いてなかったみたい(笑)。
そんなふうに、料理ってすぐに結果が出るから好きなんです。時間をかけたとしても丸一日くらいじゃないですか。お芝居をやっていると、3ヵ月後などにやっと評価が出て、しかも評判が芳しくないこともある…みたいな(苦笑)。だから、結果がすぐにわかる料理が好きなのかもしれないです。
――現在、舞台公演中のほか、連続ドラマにも出演していますが、夏ならではの計画を立てていますか?
特に予定があるわけではありませんが、プライベートな時間はちゃんととれています。うちには年1で家族旅行をするという決まりがあるので、先々月だったかな。家族で韓国旅行に行ってきました。
――今後のビジョンを聞かせてください。
お芝居は好きで続けているので、苦しみながらもちゃんとステージに立って、一つずつ山を乗り越えていくだけ。舞台に出て、映画に出て…という2本軸が自分にとっての理想です。