韓国の5人組ボーイグループTOMORROW X TOGETHER(以下 TXT)が、初の5大ドームツアー『TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT : TOMORROW> IN JAPAN』をスタートさせました。
めざましmediaでは、初日の2025年11月15日(土)に行われた埼玉・ベルーナドーム公演の様子をお届け。
今回のツアーの見どころであるメンバーのソロステージでは、YEONJUNさんがリリースしたばかりのソロアルバムからタイトル曲の『Talk To You』初披露し、会場をわかせました。
YEONJUN『Talk To You』初披露!
漫才かと思うほど笑いの絶えないトークコーナーを終え、「TOMORROW X TOGETHER 내일도 함께하자!(明日も一緒に)」の掛け声をきっかけに始まったのは、日本3rdアルバム『Starkissed』のタイトル曲『Can’t Stop』。ダンサブルな曲調で、レーザーや火花の演出がメンバーをより華やかに引き立てます。
『Danger』では、真っ白な上着を脱ぎ、全身ブラックの衣装に身を包んだメンバー。炎が燃え上がる中、歌い分けに合わせてステージの四方八方からメンバーが登場する演出で、特にTAEHYUNさんのキリッとした表情がドアップで写し出されると悲鳴のような歓声が。
息の合ったダンスブレイクから始まった『Upside Down Kiss』では、赤、緑、白などのレーザーが走る中、重低音のサウンドに身を揺らすメンバー。唇に手を添えた色っぽい振り付けとともに魅惑的なキメ顔を披露していきます。ファンは黄色い声を上げながらも、「kiss kiss」というお決まりの掛け声はバッチリ。
続いてメンバーは、ロックテイストな衣装に着替え、『Growing Pain』、『Frost』、『Good Boy Gone Bad[Japanese Ver.]』と立て続けにパフォーマンス。
情熱的で力強い『Good Boy Gone Bad[Japanese Ver.]』では、マイクで首筋をなぞるようなポイントダンスでファンの視線を釘付けに。また、「Everybody Say!」や「Let’s go!」などのパワフルなあおりに加え、YEONJUNさんの高速ラップやTAEHYUNさんのロングトーンが会場に響き渡ると、赤い紙吹雪が宙に舞い華麗にフィニッシュ。
そして、スクリーンには、雷が鳴り止んだ演出とともに、雨上がりの夜空が映し出されます。
HUENINGKAIさんの切ない歌声から始まったのは、シンガーソングライターの川崎鷹也さんが書き下ろした『ひとりの夜 (Hitori no Yoru)』。激しいロックサウンドから一転、しっとりとしたバラードが会場を包み込みます。手を胸に添えたり、目をつむりながら思いを馳せたりと、丁寧に歌い上げるメンバーに、ファンも静かに聴き入ります。
スクリーンは波打つ海へ変わり『Farewell, Neverland』がスタート。さらに、バラード調にアレンジされた『0X1=LOVESONG (I Know I Love You)feat. 幾田りら[Japanese Ver.]』では、一面に広がる雪景色を背に、スタンドマイクに手を添えて力強く歌い上げました。
ライブは中盤にさしかかり、今回のツアーの見どころでもあるソロステージへ。
ジャケットを羽織ったTAEHYUNさんは、『Bird of Night』を披露。スポットライトを浴びながら、圧倒的歌唱力でファンを魅了します。TAEHYUNさんの手の動きに合わせて会場のペンライトの色が変わる面白い仕掛けも。
チェックシャツにサングラスをかけ爽やかに登場したのはSOOBINさん。『Sunday Driver』の軽快なリズムにのせ、キュートなダンスと高音ボイスで会場を巻き込んでいきます。終始ニコニコなSOOBINさんは、“SOOBINピース”を決める瞬間もあり、ファンからの黄色い声で溢れていました。
HUENINGKAIさんは全身ブラックのクールな装いで、『Dance With You』を披露。イスを使ったパフォーマンスから始まり、サビではダンサーとのセクシーなダンスで会場を沸かせます。さらに投げキスをしたり、甘いボイスでささやいたりと、大人の魅力たっぷり。「一緒に踊ろう」と言わんばかりに、手を前へ差し出したポーズでフィニッシュすると、会場からは絶叫に近い歓声が上がりました。
続いて、メインステージの階段に現れたのはYEONJUNさん。ミステリアスな雰囲気が漂う『Ghost Girl』を持ち前の表現力で見事に歌唱します。さらに2025年11月7日に発売した初のソロアルバムから、タイトル曲の『Talk To You』もパフォーマンス。イントロが流れると会場は大歓声に包まれ、真っ赤な“YEONJUNワールド”へと変貌を遂げます。赤いジャケットを羽織ったYEONJUNさんは、圧倒的ダンススキルとカリスマ性でファンを魅了。途中、ジャケットを脱ぎ捨てタンクトップ姿になると、会場からは悲鳴のような歓声が。圧巻のステージに、拍手を送る人やYEONJUNコールをする人など会場は大喝采に包まれました。
そして、BEOMGYUさんが『Take My Half』でソロステージのトリを飾ります。スクリーンに映る深い森の描写とBEOMGYUさんの周りで光るスタンドライトがファンタジックな世界観を演出。天井を見上げながら感情を込めて歌う姿に、ファンはうっとりとしていました。
