リリー「どこが台本でどこがアドリブか分からないと思います」
――リリーさんと伊藤さんの父娘関係も見どころの一つですね。
リリー:娘役が沙莉ちゃんというのがすごくやりやすかった。“包容力のあるいい子感”がハンパないんですよ。ちょっと浮世離れしたことをしても、あの娘がいるだけで芝居っぽく見えない。「この娘がいるからこの親あり」というものをちゃんと見せてくれました。
――5回だけで終わってしまうのはもったいない作品だと思うのですが…。
リリー:俺がフジテレビの偉い人だったら、今のうちに『THE MOVIE』を決めますけどね。夢があるんですよ。もし、映画化が実現したらインド人のダンサーを200人ぐらい連れて、一緒に踊りたい(笑)。
――タイトルに「恋は桃色」とありますが、経験豊富なお二人の恋はズバリ何色ですか?
リリー:これはぜひ工くんにお聞きしたいな。
斎藤:見出しっぽくなりそう(笑)。
リリー:奇をてらっても、ストレートにいっても見出しでスベるやつですね。
斎藤:色で聞かれてますが…、目の粗いヤスリみたいな気がします。
リリー:質問にまるで答えてない(笑)。逆にそっちのほうが見出しになりやすいよ。紙ヤスリでいうと200号ぐらいですかね。シロウさんってあれだけ人を好きになってるけど、“恋”ばかりで“愛”はしてませんからね。シロウさんがしているような恋は桃色なんだろうな。
斎藤「恋の色?“目の粗いヤスリ”みたいな気が」
斎藤:撮影の直前に、『王様のブランチ』(TBS)の「買物の達人」でドローンをゲットしたんです。練習用に山中湖へ持っていったら、ペンションの方が絶景ポイントに連れていってくださって、リリーさんからは「ドローン坊や」と呼ばれてました(笑)。その素材を本編に提供させてもらいました。
リリー:劇中でドローンの画(え)が出てきたら、全部、工くんが撮ったものだと思ってください。
斎藤:TBSの資本で買ったものがフジテレビで使われるという局またぎ(笑)。
リリー:ドローン映像でクレジットに工くんの名前が出ると思うので、「supported by TBS」って(笑)。工くんのドローンのおかげで、ドラマ史上画期的な終わり方になっています。
――この作品をどんな方に見てもらいたいですか?
リリー:皆がネットドラマに夢中になっているこの時代に「テレビドラマも面白いじゃん」って思っていただけるんじゃないかな。よく言われる、「笑いあり、涙あり」みたいな。カニカマにカニが入ってないように、全部が風味だけどね(笑)。でも、その風味が結構いいと思う。
斎藤:僕らがペンションで自然と火に集まったように、ずっと目で追っちゃうドラマになるんじゃないかと思います。今の方はあまりザッピングをしないのかもしれませんが、深夜に手が止まって、温まってもらえる作品。いろんな年代の方に見てほしいですね。
『ペンション・恋は桃色』は5週連続ドラマとして放送される。