ドラマ初のスタッフ中心に制作「CMの入り方も斬新」
――まずはオファーを受けた時の心境から聞かせてください。
リリー:数ヵ月前からお話をいただいてたんだけど何も決まってないし、台本を見せてもらったら「これ、ほとんど『万引き家族』じゃない!?」って(笑)。その後、工くんに会った時に「ねぇ、あの話聞いてる?」って尋ねたら、「スミマセン、僕、その話知らないです」って。この話、絶対にないなって思ったね(笑)。
斎藤:僕はリリーさんから聞いたのが最初で、まず事務所の連絡形態を疑ってひと揉めありました(笑)。その後、台本がどんどん変化していき、「これを深夜で?」という疑問もあったんですけど、そこに細野晴臣さんや(伊藤)沙莉さんの名前が出てきて、いい意味で選択肢がなかったです。
リリー:“映画研究会”みたいな感じで始まったから、実際に撮り出してからの集中力はすごかったね。
――リリーさんのお誘いで細野晴臣さんの出演が決まったと聞いていますが…。
リリー:細野さんに主題歌もやっていただいていますし、参加いただけたらいいな、とは思っていましたが、まさか出ていただけるとは。今年、デビュー50周年ですごく働いていらっしゃって、きっとマヒしたんだと思います(笑)。細野さんがいることで、かなりの下駄をはかせていただいてるね。
斎藤:「リリーさん×細野さん」というお名前を聞いて、視聴者としての好奇心が俄然わきました。
リリー:スタッフにしても今回、ドラマが初めてという人や、別ジャンルからも来ていたりするので、CMの入り方が斬新。「いきなりテープが切れた」みたいな感じだから、サークルっぽく作れたなって(笑)。