<上垣皓太朗 コメント>

アナウンサーの就職活動は面白いもので、学生同士が学び合う場でもあります。「なんだか気になる、あの人に絶対話を聞きに行きたい」と思って、駅まで秦くんを追いかけたことが忘れられません。

さまざまな偶然が重なって、同じ系列のアナウンサーとして切磋琢磨できる環境に身をおくことができました。こんな機会をいただけることに感謝しながら、私自身も、秦アナの中継を楽しみにしています。

先日、秦アナが、人生の終わりを考える「終活」のいまをリポートしていましたが、伝え方の温度がとても参考になりました。死をめぐるサービスに多様な受けとめがあることを踏まえたうえで、自分の言葉で感想を話してくれるので、こちらも素直に聞くことができます。

そして、終活のこともあんなに軽やかに伝えられるのは、やっぱり彼の天性の素質ゆえのように思えてなりません。伝え手が自分で切り開いていけるリポートの世界があることを、彼はいつも教えてくれます。

「見てよかった」と思っていただける中継にすべく、準備を進めています。関西の秋のいいところは私もよく知っていますが、いや関東にもこんな魅力的な場所が…という驚きと発見を存分にお伝えします。秦アナには負けません!