山田裕貴ワンピース愛が爆発！霜降り・粗品「この話あんたが考えた？」 | めざましmedia

映画「ONE PIECE FILM RED」の“クラゲ海賊団の宴”が、8月18日に行われ、山田裕貴さん、霜降り明星（粗品さん、せいやさん）が登壇しました。

本作に登場する「クラゲ海賊団」は、原作の尾田栄一郎さん描き下ろしのオリジナルキャラクター。山田さんはクラゲ海賊団の船長・エボシ役、粗品さんはハナガサ役、せいやさんはカギノテ役として出演しています。

1997年より少年ジャンプにて連載開始した人気コミック「ONE PIECE」。累計発行部数は5億1000万部を突破し、ギネス世界記録も更新しました。

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山田裕貴、下積み時代もワンピースを胸に「俳優王に俺はなる！」

“ワンピース好き”を公言している、山田さんとせいやさん。

山田さんは、「『ワンピース』は連載開始のころから、読ませてもらっています。アニメも映画も全部見ていますし、漫画は7周くらいしました。本当に大好きなんです。俳優になる前から『いつかワンピースで声がやりたい』と思っていましたし、下積み時代に居酒屋さんでバイトしたときに、ネームプレートに一言コメントを書かなければいけなくて、『俳優王に俺はなる！』と書いていました」と。

続けて、「『ワンピース』の物語でルフィの成長度が、自分の仕事を頑張っていくタイミングと重なると、『俺もここ一個ステージが上がったかも！』と（共感したり）。本当に生きる糧（かて）になっています。人の生き方というのを教わっています。教科書は『ワンピース』です。それくらい大好きなので、（声優を出来たことが）めちゃくちゃ嬉しかったです」と喜びました。

せいやさんも、「僕も裕貴くんと一緒！20年くらい好きなので。『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』で尾田さんが監修すると知ったときに、高校生だったのですが、部活を抜け出して汗だくになって見に行きました。そんな映画に出演できるなんて…。すごく感慨深い」としみじみ。

せいやさんは、声優をするにあたって、完成した作品を楽しみたいと、台本を最後まで読まなかったそう。

「映画館で、2回見ました。いろいろと気づくのです。僕的には、（海軍大佐の）ボルサリーノが大好きなんです。あのボルサリーノが汗をかいていたんです。あの汗のおかげで、シャンクスの覇気のすごさがわかるんです！」と熱弁。

山田さんも興奮した様子で「あとは、ウソップとヤソップのシーンも！」とネタバレ全開で大盛り上がり。

その様子を、ワンピースは初心者だという粗品さんは、「友達やん2人…」と遠目に見ていました。

山田裕貴、ヒロイン・ウタに感情移入し過ぎで、せいや「山田ウタね」

山田さんは、今作のヒロイン・ウタの歌声に感動したそうで、「ウタちゃんの歌声、（その歌を歌唱している）Adoさんは、魂に響く、心に届く。曲が配信もされているので、ウタの歌を聴きすぎて、映画を2回目見に行ったときに、『俺はウタなのかな？』と思うくらい、泣きました」とコメント。

せいやさんは、「山田ウタね」と、なぜか納得した表情を見せて、粗品さんは「なんでなん？」とツッコミ、会場を笑わせました。

「ワンピース」愛が止まらない山田さん。今作の気になったポイントを身振り手振りで次々と熱く語り、動き過ぎたのか、羽織っていた上着が脱げてしまう場面も。

見かねた司会者から、「ごめんなさい、熱い感想は響いてくるのですが、今日はクラゲ海賊団のお話も…」と促されると、山田さんは「自分が声をやっているのも『どうでもよかった！』と思うくらい、この映画よかったんです」とさらに本音を。

せいやさんが、「自分の声とか、粗品の声とか腹が立ったんです。『ワンピース』の世界にいらんな、と思いました」とぶっちゃけると、粗品さんは「間違えとるやろ、その感情」とツッコミ。

これに対し、せいやさんが、「『ワンピース』がすごすぎて、『自分の声なんて…』と思ってしまう」と説明すると、山田さんも「たしかに、好きすぎて『（自分が声をやって）大丈夫なのかな？』と思ってしまいますよね」と同調しました。

主人公・ルフィの魅力を聞かれた山田さんはヒートアップ。

「ルフィは『支配なんかしねえよ。この海で一番自由な奴が海賊王だ！』と言っているんです。それは、『みんなが楽しく暮らせる世の中になったらいいな』という思いだと思うんです。この映画のウタの思いと一緒なんです。だけど、ウタは人とかかわってこなかったり、何が幸せか経験していない。苦しみの中に幸せがあるんだ、ということに気づけなかった！」

「ウタは楽しいことだけが幸せだと思っているんです。これがルフィとの大きな差なんです。ルフィはどんなつらい局面も乗り越えて仲間を守って助けてきたけど、ウタはそれを知らなかった！これがルフィとの成長の差。ルフィが思っているのは、つらいことも乗り越えて、誰も傷つけず自分が違うと思ったやつだけぶっ飛ばす。ウタ気づけ！幸せはそんなことじゃない！」と絶叫しながら語ると、粗品さんから「あんたが考えた？この話」とツッコまれ、会場は爆笑しました。