フジテレビは、仏カンヌで開催中(10月13日~16日)の国際映像コンテンツ見本市「MIPCOM 2025」で、『新しいカギ』の人気コーナー「学校かくれんぼ」のオプション契約を、デンマークの大手グローバル制作会社フリーマントル社系Strong社と締結しました。
『vs School The Ultimate HIDE and SEEK』として、欧米含めた海外マーケットで注目
Strong社は、イギリス『Race Across The World』の制作など、大がかりで複合的なリアリティショーを得意とするデンマーク拠点の制作会社。今後、同社制作によるデンマーク版「学校かくれんぼ」の展開に期待が寄せられます。
「学校かくれんぼ」は、2022年11月12日(土)に初放送以降、今夏までに30の学校で開催し、応募総数は10万件を突破するなど、日本中に「かくれんぼ」ブームを巻き起こした大人気企画。
応募の中には、アジアのみならず、欧米やアラブ首長国連邦など、幅広い国と地域からのものが含まれており、海外での番組認知も高まっています。

同番組は、今年5月に「ワールド・メディア・フェスティバル」Children & Youth部門で銀賞受賞、9月に「コンテントアジア・アワード2025」ノミネート、「ABU賞」にて特別表彰に選出と、海外でも人気コンテンツとして高く評価されています。
これまで、フジテレビの海外フォーマットセールスをけん引してきたのは、『Iron Chef』としてリメイク展開されてきた『料理の鉄人』でしたが、近年、『新しいカギ』の「学校かくれんぼ」企画は『vs School The Ultimate HIDE and SEEK』として、欧米含めた海外マーケットでも注目を集めており、このたび、Strong社と新規契約が締結されました。
フジテレビは、今夏、清水賢治社長が「コンテンツを起点とする会社への転換」を表明。グローバル市場への販路拡大、外部パートナーとの協業等によるコンテンツディストリビューション機能の拡大・開発の促進を目指すため、大がかりな組織改編が行われました。
今回の契約締結は、新設されたコンテンツ戦略本部とスタジオ戦略本部の連携で実現しました。
