齊藤京子さんと水野美紀がW主演で“同一人物”を演じる、ドラマ『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』の制作発表が10月4日に開催。
齊藤さん、水野さん、白岩瑠姫(JO1)さん、竹財輝之助さん、新川優愛さんが登壇しました。
本ドラマは、幼稚園のママ友いじめが原因で娘を亡くした55歳の母・篠原玲子(水野美紀)が、全身整形で25歳の篠原レイコ(齊藤京子)に生まれ変わり、娘を死に追いやったママ友グループに“新米ママ”として潜入する、衝撃の復讐(ふくしゅう)エンターテインメント。
原作は、あしだかおるさん・アオイセイさんによる同名人気漫画(電子コミック)本です。
齊藤京子「55歳に見えないように25歳を演じている55歳」
娘の復讐のために全身整形をした同一人物を演じる齊藤さんと水野さん。司会から復讐劇ということについて触れられると、齊藤さんは「試行錯誤をしながら勉強させていただく日々です。現場は仲良く楽しくやっています」とにっこり。
演じる役の難しさについては、「本当は55歳の25歳の役ですが、55歳に見えないように25歳を演じている55歳なので難しい」とユーモアを交えて紹介しました。

齊藤さんの「整形前」の玲子を演じる水野さんは、「ひたすらにダメージを受けてからの復讐をバトンタッチする役」と述懐し、「どれだけ整形前の辛い心情を請け負って視聴者にお届けできるのかと、そのバトンを心がけて演じました」と意気込みを明かしました。

地上波ドラマ初出演、謎の天才科医・成瀬を演じる白岩さんは、スタッフから「水野さんは怖い」と聞かされていたそうで、「実は恐れていた」そう。
しかし、実際に共演してみるとその印象は変わったようで、「やりやすいようにリードしてくださるし、撮影の合間に話しかけてくださる」とコメントしつつも、「でも、確かに最初はちょっと怖かった」とお茶目な笑顔を見せます。

水野さんは「それ言ったの誰!?」とツッコみつつも、天才外科医役を演じる白岩さんについて「素晴らしい存在感とオーラで成立させていた」と褒めたたえ、1番感銘を受けたポイントとして「”手術”という言葉を連呼するんですけれど、1回も噛まない」と回答。
すると、白岩さんは「(水野さんに)ビンタをされるシーンがあるんですが、それが怖すぎて」と笑い、「『よく噛まずに言えるね』と言われた次のシーンで噛みました」とコメント。水野さんは「もう二度と言わないから噛まないでね」と語りかけ、笑いを誘いました。
白岩瑠姫の膝にピョン!かわいい5歳にみんなほっこり
玲子が復讐のために潜入するママ友グループのボスママ・新堂沙織を演じる新川さんと、その夫で国会議員の新堂幹久を演じる竹財さん。
新川さんは、陰湿なボスママ役を演じることに「意地悪をする役がすごく久しぶり。今はもう演じていて楽しい」とほほ笑み、「言葉や態度が理解できなくて最初はとまどいましたが、来たものをそのままぶつけていくほうが演じやすい」と演技について語ります。

殺伐とした内容とは裏腹に、撮影現場はとても楽しいそうで、同じママ友グループのママ役の峯岸みなみさんとは、お互いの子どもの年齢が近いこともあり、ママトークも弾んでいると振り返りました。
一方、“クズ役”を演じることが多いと司会から振られた竹財さんは、「今年も8割がた不倫かDVの役でした」と笑いを交え、「クズだと思ってくださるなら本望」とプロ意識を滲ませます。

今回の役どころについては「何で会見に呼ばれたのかわからないぐらい言えないことが多い役」と物語の展開を匂わせつつ、「期待に応えられるように」とニヤリと笑いました。
会見の最後には、玲子の隣人一家の子ども・空を演じる佐藤大空さん(5歳)もサプライズ登場。
「いつの間にか懐いていた」という白岩さんの膝にサッと乗り、白岩さんに向けてかわいい笑顔を見せると、一同もほっこり。
あまりの懐きように「私のほうが一緒にいる時間長いのに、あまり懐いてくれない」と、少ししょげてしまう齊藤さんでしたが、司会から齊藤さんの印象を聞かれた大空さんが「やさしい」とひとこと告げると、齊藤さんは「泣きそう!」と大喜びしていました。
