名古屋を拠点に活動する7人組ボーイズグループ、祭nine.の初主演映画「祭りの後は祭りの前~地球最後の日、あなたは誰と祭りますか~」が3月6日(金)より全国順次公開される。

同作のメガホンをとったのは、『時効警察』(テレビ朝日系)シリーズなど人気ドラマの脚本を多数手がけ、映画「今日も嫌がらせ弁当」や「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」など、独自のコメディセンスが光る塚本連平。

出演は祭nine.のほか、お笑いトリオ・や団の本間キッドが教師役、NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』で34歳ながら高校生役を演じて話題になった板橋駿谷が魔人役で存在感を発揮し、作品を盛り上げている。

フジテレビュー!!では、映画「祭りの後は祭りの前」公開記念スペシャル企画を全4回で掲載!第1回目となる今回は、映画の撮影エピソードや映画の内容にちなんだ質問など、7人の掛け合いが爆笑必至のインタビューをお届けする。

< 「祭りの後は祭りの前~地球最後の日、あなたは誰と祭りますか~」 ストーリー>

小学校からの仲間である赤石(寺坂頼我)、黄島(野々田奏)、紫山(清水天規)、白金(浦上拓也)、緑ヶ丘(横山統威)、桃太(神田陸人)、青希(髙崎寿希也)は「祭部」を設立。

高校生活最後のライブに向けて練習に励んでいたが、ライブ前日に青希が事故で他界してしまう。ライブは開催されず、意気消沈するメンバーたち。

そこへ、巨大隕石の衝突により、地球が終わりを迎えてしまうというニュースが。地球滅亡まで残り1ヵ月となったある日、赤石は“3つの願いを叶えてくれる魔人(板橋駿谷)が現れる”魔法のランプの存在を知り、ランプを入手する。

「メンバー全員で高校生活最後のライブをやりたい!」と願う彼らの前に、死んだはずの青希が天から舞い戻り、7人はライブに向けて再び動き出す。

<祭nine. インタビュー>

――初主演映画の公開、おめでとうございます!撮影中にはいろいろとハプニングもあったかと思いますが…。

清水:浦上くんの話は言っちゃっても大丈夫?

浦上:あ~、自分で言わせてもらっていいですか。この映画の撮影がすごくタイトで、朝は4時とか5時からスタートして、終わるのが夜12時を超えるぐらいハードだったんです。3日目ぐらいだったかな。僕が寝坊をしてしまって、朝からみんなのテンションをダウンさせちゃったことがあって。あれは申し訳ないなって。ホントごめんね。

清水:誰が電話したんだっけ?

浦上:いつも(横山)統威がしてくれる。

横山:僕がかけた電話に(浦上が)出るじゃないですか。無音なんですよ。「起きてる?」って話しかけたらガサガサガサって聞こえてきて、急に「うわ~ぁっ!」って叫びだしたんです。「集合時間だよ、遅れてるよ」って伝えたら、「スミマセン、急ぎますっ!」って。

寺坂:その後の移動中、車の中は暖かいからみんな寝ていて。浦ぽん(浦上)の顔をふと見たら目がギャンギャンで(笑)。

浦上:本当に目がギャンギャン。眠たいけど(寝坊した手前)寝れんから。

寺坂:瞬きもしないで、怖って(笑)。

――劇中に登場する魔人は3つの願い事を叶えてくれますが、もし魔人に会ったらどんなことをお願いしたい?

髙崎:お金持ちになる。めちゃくちゃモテる。最高級にオシャレなセンスを兼ね備える。

神田:猫に囲まれたい。ナッツに囲まれたい。最強の頭脳がほしい。

野々田:歴史上の偉人たちを呼び戻して、皆さんができなかったことを叶えてあげたい。新田真剣佑さんの顔になる。美人のスタイルのいい女の人と結婚する。

寺坂:魔法を使えるようになる。お菓子の家に住む。方向音痴を直す。

清水:祭nine.のみんなに売れてほしい。祭nine.のみんなで大きいライブがしたい。祭nine.に世界に羽ばたくようなアーティストになってもらいたい。

寺坂:好感度モンスターや!本当は…?

清水:大きい家に住みたい。おいしいものをいっぱい食べたい。おばあちゃんと旅行に行きたい。

神田:願いは「好感度がほしい」の1個やったね(笑)。

浦上:180㎝ぐらいの身長がほしい。港区白金あたりにマイホームを建てる。フジテレビで冠番組をもつ。

横山:足がクサいのをなくしたい。歌でハイトーンを出せるようになりたい。永遠の命を手に入れたい。若いままじゃなくてもいいんですよ。年は老いてもいいけど、“足クサ”だけは邪魔。

清水:スメルハラスメント(笑)。

寺坂:愛知県内でも軽く問題になってるね。

横山:変えます!僕の足のニオイを許される世界にしたい。

※爆笑クロストークの続きは、あす公開予定の動画インタビューでお楽しみください

そして、映画の公開に先駆け、祭nine.は3月4日(水)に6枚目のシングル「てっぺんニューデイズ」をリリースすることに。

清水は「歌詞がとても力強い曲。タイトルにも入っている“てっぺん”という言葉は、僕たちが結成当初から『てっぺんを獲る』と掲げてきた目標でもあるので、てっぺんを狙う気持ちでこの曲を歌いたい」と力を込める。

いよいよ目前に迫った初主演映画の公開。リーダーの寺坂は「僕たちにとって念願の初主演映画。メンバーはもちろん、塚本監督、スタッフの皆さんと一丸となり、さらに祭っ子(ファンの総称)のみんなも参加してくれて出来た作品です。笑って泣ける、ハートフルでソウルフル、激アツな映画なので、ぜひ観てください!」とアピールした。

©2019 映画「祭りの後は祭りの前」製作委員会

撮影:今井裕治 劇中写真提供:スターキャット