4月9日(木)22時より、フジテレビでは石原さとみ主演『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(初回15分拡大)の放送がスタートする。

本作は、日本の連ドラ初となる病院薬剤師が主人公の新・医療ドラマ。石原演じる葵(あおい)みどりが、患者の“当たり前の毎日”を取り戻すために奮闘する姿を描いていく。

石原のほか、西野七瀬、清原翔、桜井ユキ、井之脇海、金澤美穂、真矢ミキ、でんでん、池田鉄洋、迫田孝也の出演が発表されていたが、このたび、田中圭の出演が新たに決定した。

田中が演じるのは、萬津(よろづ)総合病院で働く主人公・みどりの先輩薬剤師で薬剤部の副部長・瀬野章吾(せの・しょうご)役。いつもぶっきらぼうで愛想の無い人間にみえるが、実際の心根は優しく、誰よりも患者思いの薬剤師。チームメートからの信頼も厚く、みどりが困った時にいつも頼りにしている。

そんなみどりに対し冷たい態度を示すことも多いものの、患者と真摯(しんし)に向き合うみどりのことを心の中では認めている。瀬野が感情をあらわにすることはほとんど無いが、心の中では“誰よりも患者の日常を守りたい”という情熱を秘めており、一見対照的にみえるみどりと進むべき道は同じなのだ。

<田中圭 コメント>

――台本を読んだ感想をお聞かせください。

僕の個人的な印象ですが、薬剤師は人気の職業というイメージで、“その人気の理由はどこにあるのだろう?”と以前から思っていました。そんな薬剤師にスポットが当たる今作の台本を読んで、とても大事な仕事だということを改めて痛感しました。

医師のような派手さはないけれど、絶対に調剤を間違えてはいけない責任を負っています。薬剤師が持つ魅力を、ドラマを通して伝えていければと思っています。主人公のみどりをはじめ、病院薬剤師の人間的な魅力が感じられる台本でした。

――瀬野の役柄はどう捉えていらっしゃいますか?

瀬野はみどりに対してツンツンした態度を取りますが、そこには先輩としての厳しさや愛があります。石原(さとみ)さんとは十数年来の友人ですが、“先輩と後輩”という関係性もあるので演じやすいかなと思っています。

台本から読み取れるものに、僕と石原さんの普段の感覚を少し乗せたら、僕たちにしかできないみどりと瀬野が作れるのではないかと思います。楽しみです。

――視聴者の方へのメッセージをお願いします。

薬剤師のことをちゃんと知らない方は多いと思いますが、ドラマを通じてみなさんに知っていただくチャンスですし、僕自身知りたいと思っています。

普段薬局で薬を受け取るとき、結構待たされますよね(笑)?“待ち時間が長いな”と感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、このドラマを見ると、そういう以前の自分に“さよなら”できると思います。薬剤師に対するイメージが変わると思いますので是非ご覧ください。

<野田悠介プロデューサー コメント>

瀬野はみどりの指導薬剤師だったので、みどりを育てるため、常に厳しく指導しています。キャリア8年目になった今でもみどりのことを半人前扱いしていますが、みどりは心の底では瀬野に対して絶大な信頼を置いている、師弟関係とも呼べる間柄です。

冷静さ、ストイックさの中にある心の温かさを、田中圭さんならば表現していただけると思いました。瀬野とみどりの関係性がどう発展していくのかにもご注目下さい!