難破剛(間宮祥太朗)や藤田深雪(森川葵)たち白百合高校の3年生は、修学旅行で広島へ行くことになっていた。
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出発前夜、剛は、伍代直樹(神尾楓珠)、大丸大助(森本慎太郎)とつるんで遊びにいく。そこで大丸は、中学時代の同級生・水野友美(森迫永依)と偶然再会。友美は、大丸がずっと片想いしていた相手だが、その思いを伝える前に彼女が急に引っ越してしまったため、思いを伝えられずにいた。
再会を喜び、今どこで何をしているのかと尋ねる大丸。だが友美は「大ちゃんには関係ない」とそっけなく言うと、キャバクラ店が入る雑居ビルの中に消えてしまう。
友美のことが心配になった大丸は、剛と別れた後、伍代とともに雑居ビルの前で彼女を待つ。やがて店を出てきた友美は、母親が再婚相手だったDV男から逃げるために福岡の親戚を頼ったため、友美は兄の幸男(田本清嵐)と暮らすことになり引っ越さなければならなかった、と大丸に打ち明けた。
ところが、引っ越し先で幸男がスロットで負け、悪い友だちから700万円もの借金をしてしまったのだと言う。
友美が働いている店も、借金の返済のために紹介されたものらしい。その悪い友だちとは、ヤクザの息子で、西日本最強と恐れられる高校生・安藤綱平(葵揚)だった。
あくる日、大丸は、安藤と話をつけるために、伍代、友美とともに新幹線に乗る。3人が向かった先は、広島だった──。