4月19日に横浜アリーナで開催が予定されていた「RIZIN.22」の中止が決定した。4月2日、RIZINの榊原信行CEOが公式YouTubeチャンネルの生配信にて明かした。
「断腸の思いですが、中止を決定しました。チケットをすでに多くの方に購入していただいていますが、払い戻しの対応をさせていただきます」と語り、実は、4月の次は5月17日に仙台大会を考えていたが、併せて中止とすることも発表した。
榊原CEOは「東京オリンピックも中止になりましたが、明るい話題がない中で、できればこの夏に、格闘技界のメガイベントを企画提案したいと思います。選手と主催者、そしてファンの皆さんと作る、その準備に入りたい」と熱く語った。
朝倉海を破った“アンゴラの暴走王”マネル・ケイプはUFC入り
また榊原CEOは、2019年の大晦日に朝倉兄弟の弟・海選手を破ったマネル・ケイプ選手(アンゴラ)がアメリカの総合格闘技団体UFCからオファーを受けサインしたことを明かし「引き抜かれました」と悔しそうだった。ケイプ選手が持つバンタム級のベルトは自主的に返納されるということで、次に闘う予定だった扇久保博正選手には「申し訳ない」と謝罪。バンタム級のタイトルマッチはどの選手で試合カードを組んでいくのかは今後考えていくという。
また今年2月に浜松で行われた「RIZIN.21」のリング上で、朝倉未来選手に勝負を挑んだ朴光哲選手。ふたりの試合は、夏のメガイベントか、別のタイミングで実現させたいとコメントした。
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