今年没後100年となる「森鴎外」の名前を答える問題では、鴎外のお墓について林修先生が教えてくれました。
5月2日(月)放送の『ネプリーグSP 熱戦再び!ワタナベvs吉本vsホリプロコム!事務所対抗戦!』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらい。
鴎外のお墓は、故郷の島根県津和野のほか、東京都内の禅林寺という場所にもあるのですが、禅林寺のお墓の前にはもう一人、文豪のお墓が建っています。
その文豪とは、太宰治。「花吹雪」という短編で、自分のような人間でも鴎外と同じ場所に埋葬してもらえれば死後の世界がよくなるのではないかと太宰が書いたため、妻がこの場所にお墓を建てたと言われているそうです。
カタールの国旗の色に隠された秘密とは?
今年行われるFIFAワールドカップの開催国を答える問題では、地理担当の村瀬哲史先生が開催国であるカタールの国旗についての豆知識を教えてくれました。
カタールの国旗には「えび茶色」という少し渋めの赤が使われていますが、もともと国旗の色は赤でした。
しかし、日差しの強い中東で国旗を外に出しておくと赤が変色してしまうので、最初からえび茶色を使うようになったのです。
「カマス」の漢字&「間」の漢字の由来は?
漢字で書かれた魚の名前を当てる問題では、林先生が「カマス」の書き方と由来を教えてくれました。
「カマス」を漢字で書くと「魳」。カマスは気が荒い性格なので「いくさ」という意味の「師」を使いたかったのですが、そうすると「ブリ=鰤」と同じになってしまうので、「魳」という漢字が当てられたのだとか。「カマス」は「梭子魚」とも書くので、合わせて覚えておきたいですね。
イラストを見て漢字を答える問題についても、林先生は解説。「間」という漢字は「門」に「日」と書きますが、「門」の「あいだ」から見えている「お日さま」が文字の由来ではありません。
「間」という漢字には、もともとは「日」ではなく「月」が使われていました。その頃の名残で、「燗」という漢字には今でも「月」が使われています。
「月」は「にくづき」という通り「肉」を表す象形文字。一節によれば、「間」という漢字は、門に肉を供えている様子から生まれたと考えられているのだそうです。
5月2日の『ネプリーグSP 熱戦再び!ワタナベvs吉本vsホリプロコム!事務所対抗戦』では、ネプチューン率いる「ワタナベエンターテインメントチーム」と、陣内智則ら「吉本興業チーム」、小沢一敬ら「ホリプロコムチーム」が、事務所の看板を背負って常識バトルに挑みました。