窪田正孝さんが主演を演じる「劇場版ラジエーションハウス」の初日舞台挨拶が4月29日に行われ、窪田さん、本田翼さん、広瀬アリスさん、山口紗弥加さん、遠藤憲一さん、浜野謙太さん、丸山智己さん、矢野聖人さん、八嶋智人さん、山崎育三郎さん、鈴木雅之監督が登壇しました。
今作は、原作・横幕智裕さん、漫画・モリタイシさんによる同名コミックを映画化したもの。放射線技師と放射線科医いう裏方の活躍に焦点をあてた医療エンタテインメント。
<体調不良と報道の広瀬アリスに遠藤憲一「元気でした!よかった」>
ドラマのシリーズ1から2を経て、足掛け3年で劇場版を迎える今作。
イベントでは、“完結”、“別れ”にかけて「最近終わらせたこと。新しく始めたこと」が質問されました。
矢野聖人の「新しく始めたこと」に遠藤&八嶋がチャチャ
窪田さんは「新しく始めたことはいろいろありますが…インスタ始めました!昨日こっそりインスタライブやっていました。『今年は何か挑戦したい!』というのがありましたし、身近なことを残していきたいので」と返答。
会場の観客に、「昨日のインスタライブを見た人」を確認すると、多くの人が手をあげ、窪田さんは「へたくそだったでしょ?ごめんねグダグダで」と謝りました。
遠藤さんは、「昔、悪役をやっていたんですけど、最近は素に近い役が増えてきました。もう一度、悪役をやってみたい。舞台あいさつにも出せないような悪役。撮影現場でも近寄れないくらいの悪役!」と回答。
「これまでやった一番の悪役」について「軍人で村を焼き払った後にゆっくりと靴ひもを結ぶという役です。ただ靴ひもを結ぶだけだけど、緊張しました」と説明しました。
丸山さんは、「(ドラマの)シーズン2から参加したのですが、八嶋さんのアドリブがすごかった。あまりにも自由に演じられるので、僕も最近、知らないうちにアドリブをするようになっていました。(役を)より楽しめるようになりました」と明かしました。
矢野さんは、「遠藤さんが悪役をやりたいとおっしゃっていましたが、僕は二枚目みたいな役をやってみたい」と回答。
すかさず、遠藤さんが「二枚目の絶倫はいないぜ!」とボケると、八嶋さんが「二枚目の絶倫はいますよ!」とツッコミ。イベント前半から矢野さんの“絶倫”話で盛り上がっていた2人に司会者から「絶倫話はそろそろこの辺に…」と指摘が入りました。
広瀬さんは、「バーベキューをやりたい!夏を充実させたことがなくて、暑いのが苦手なので家にこもっていたんです。今年はちょこっと出てもいいかなと思いました」と明かしました。
最後に、「3年前の印象から一番変わった人」を登壇者同士の指さしで決めることに。投票が多かったのは矢野さんと遠藤さんの2人。
矢野さんについは、「最初ツッコミ役が多かったのですが、めちゃくちゃいじられキャラになった」(広瀬)、「最初は物静かな人だと思ったんです。でも、みんなにいじられても、反応して頭の回転が速い。それに、誰よりも一番情報通。脚本のせりふ変更とか、みんなのことを知っています」(窪田)といった意見が。
一方の遠藤さんについては、「怖い人だと思っていました」(矢野)、「『こんなにオチャらけているんだ』と」(本田)、「皆さんが想像をしている10倍くらい」(丸山)などとの意見が飛び交い盛り上がりました。
<作品概要>
72時間――。それは、人の生死を分ける時間。
甘春総合病院の放射線技師・五十嵐唯織(窪田正孝)は落ち込んでいた。
大好きな甘春杏(本田翼)が、放射線科医としての腕を磨くため、ワシントン医大へ留学することが決まったからだ。
「72時間を切ってしまいました」
お別れまでのカウントダウンを胸に刻む唯織のことを、ラジエーションハウスのメンバーは元気付けようとするが、
唯織への秘めた想いを抱える広瀬裕乃(広瀬アリス)だけは、自らの進むべき道について悩んでいた。
そんな中、杏の父親・正一が危篤との連絡が入る。
無医島だった離島に渡り小さな診療所で島民を診てきた正一だが、杏が父のもとに着いてほどなく「病気ではなく、人を見る医者になりなさい」との言葉を残し息を引き取る。
生前、父が気に掛けていた患者のことが気になり、島に一日残ることにする杏。そこに大型台風、土砂崩れ、そして未知の感染症が襲いかかる。遠く離れた地で杏が孤軍奮闘していることを知った唯織は、大切な仲間を守るため、苦しむ島民を救うため、ある決心をする。
8人の技師たちが選んだ未来とは。「別れ」の時刻が近づいている――。
「劇場版ラジエーションハウス」は、4月29日(金)より全国東宝系にて公開。