そして、迎えたTIF当日。ステージの裏には、今回のために用意された白で統一された衣裳に身を包んだメンバーたちの姿が。間もなく本番という緊張感が漂う中、朝日さんは「めっちゃ楽しみです。とにかくファンの人に楽しんでもらうことを1番で」と意気込みを語ります。
モニターに映る大勢のファンの姿に喜びつつ、久々となる円陣を組んで「最高に楽しむぞ!」「おー!」のかけ声でステージへ。
「目の前に昔から応援してくださっているファンの皆さんが」
大きな歓声で迎えられての1曲目は『百花繚乱アイドリング!!!』。サビの「進めゴーゴーアイドリング!!!」では客席も手を振り上げて、早くもステージは大盛り上がり。
MCタイムでは、「朝日じゃなくて私が発起人だったらこんなに集まらなかった」(菊地さん)、「練習の時、ほとんど知らない曲で。新曲と思って練習した」(森田さん)、といった“アイドリング!!!節”で笑いを誘います。
『女神のパルス』、『キャラメルラテ飲み行こー!』、『Shine On』と、元気なナンバーを立て続けに披露していくメンバー。合間には「乾杯~!」と呼びかける「給水タイム」も。観客と一緒に水分補給をして暑いステージを乗り切ります。
再びのMCタイムでは、菊地さんが「アイドルをやっていたことを子どもに言ってない」と告白すと、「ええー!」「なんで黒歴史みたいのするの」とメンバーからツッコまれる場面も。さらに、モデルとして活躍する大川さんも、自分の子どもには「写真撮るお仕事としか言っていない」と明かすと、総ツッコミされる一幕もありました。
そして、最後を締めくくるのはデビュー曲の『ガンバレ乙女(笑)』。朝日さんが「私はアイドリング!!!が大好きで、いろいろな現場でアイドリング!!!の曲を歌って広報活動をしています。その中でもたくさん歌っている曲になります」と曲紹介をすると、会場からはひと際大きな拍手が起こりました。
夏の日差しが降り注ぐ中、大きな歓声に包まれて無事にステージを駆け抜けたメンバーたち。興奮冷めやらぬ様子で舞台裏に戻ってくると、思わず涙を見せる人の姿も…。
外岡さんは、『ガンバレ乙女(笑)』の曲紹介時に涙がこぼれたと明かし、「だって中学校3年生の時だったんだもん」と当時を振り返りながらさらに涙。そんな外岡さんの涙に感極まったのか、次々ともらい泣きが連鎖していきました。
「こんなに楽しめると思わなかった」(菊地さん)、「デビューしたての時に初めて私を応援してくれていた方が、すっごい後ろのほうで私のTシャツ着て仏様のように立ってて泣きそうになっちゃった」(酒井さん)、「ホームだなって感じがしました」(遠藤さん)と、口々に感想を語ります。
朝日さんも、「当時の感覚がステージに上がった瞬間にスッと戻ってきたというか。目の前に昔から応援してくださっているファンの皆さんがいて。その環境にすごい感激しました」と喜びを噛みしめます。
ファンのみならず、当時のスタッフたちもステージを見に来ていたといい、大好きなメンバーたちと一緒に「アイドリング!!!愛」に包まれた幸せなひと時を堪能していました。
<「TOKYO IDOL FESTIVAL 2025」アイドリング!!! セットリスト>
『百花繚乱アイドリング!!!』
『女神のパルス』
『キャラメルラテ飲み行こー!』
『Shine On』
『ガンバレ乙女(笑)』
