楽天市場が5月10日(日)の母の日の特集ページを展開するのに合わせ、4月16日(木)よりTVCM「夢いっぱいな母へ。」を公開している。

筒井真理子演じる母親と三浦透子演じる娘の、母の日をテーマにしたドラマ仕立てのこのCM。何気ない日常の中で、「母にもまだまだやりたいことがたくさんあるのだ」ということに気づいた娘が、母の夢と未来に思いを巡らせ、母の日にギフトを贈るというストーリーだ。

ラジオから流れる有馬ゆみこの名曲「ゆめいっぱい」の歌声は、有馬本人が29年ぶりに歌唱したものだという。

撮影後には筒井と三浦へそれぞれ、母の日にちなんだインタビューも行われた。

筒井は「母は女優さんになりたかったらしいんです」と、奇しくも自らの現在と重なる、母の夢の思い出を明かす。「撮影所に応募したけれど、親に反対されて物置に入れられて、しくしく泣いたって聞いたことがあって。でもある時母が、“そんなことしなくても、4人も子供がいて幸せだな”って言っていたことがあって。よく4人も育てたなと思います」と心温まる思い出を振り返った。

三浦は「(母は)今までもこれからも子供が一番だし、子供がずっと心配だろうし、心配するなと言っても心配するんでしょうけど。子供のことを忘れて、趣味や仕事、友達とお酒を飲むとか、楽しめる時間が人生の中で増えていくといいなって思います」と思いを語っていた。

<有馬ゆみこ コメント>

はじめ、私としては当時の歌声や雰囲気をいかに出せるか気を付けて歌ったのですが、監督さんに「あの頃から時が経った、今2020年の有馬さんでこの曲を歌ってほしい。そこに意味があるんです!」とアツ~く語られて、新たな気持ちでガッツリ取り組みました。そういえば1990年も当時のディレクターから「もっと気持ちを込めて!」と事細かに指示してもらい、導かれるように歌が完成したんですよね。

このCM映像やコンテを観て、「お母さん」への愛おしさが溢れていると感じました。私自身、母が若い頃どんな夢を見てきたのかな、とか、どんな少女時代を送ったんだろう?ってよく考えます。今は女子会をして昔の話を聞いたり、時には顔にタテ線がつくような悩みを暴露しあったり(笑)、ツッコミ合いながら共有しあうのが母娘の楽しみになっているんです。

CMでは「お母さん」がこの曲を聴いて心から楽しく解き放たれていること、一瞬で「娘」とタイムトリップが出来てしまう魔法みたいな瞬間を、ぜひお茶の間の皆さまに感じてほしいなと思います。