井上芳雄が多感な10代を過ごしたアメリカで出会った恩人
井上芳雄さんは、思いを伝えたい相手として、留学時代に支えてくれた外国人女性の名前をあげます。中学2年生のとき父親の仕事の都合でアメリカへ留学することになった井上さんを待ち受けていたのは、地獄の日々でした。
英語がまったくわからない、授業の内容もわからない。休み時間もひとりぼっちで過ごし、孤独感にさいなまれる日々。留学先のノースカロライナ州は、町に日本人がほとんどおらず、下校後も家族以外に話す人はいなかったといいます。
そんなとき、井上少年の支えになってくれたのが、担任の先生の娘で当時高校生だったブリジットさん。彼女が日本語に興味を持っていたことをきっかけに、言葉の壁を越えた心の交流が始まったといいます。
しかしその後、帰国してから次第に疎遠になり、会わなくなって32年…。どうしてもブリジットさんに感謝を伝えたいという井上さんの希望をかなえるべく、番組スタッフはノースカロライナ州へ。
現地のコーディネーターの力も借りながら、ブリジットさんを大捜索しますが…はたして、32年越しの再会はかなうのでしょうか。
