──まずは映画を見た感想を聞かせてください。
木村:撮影している間は「どうなるんだろう」と思っていたのですが、全体的に可愛らしくて、ワクワクする作品になっていて、面白かったです。ただ、僕は初映画だったので、ちょっと変な気分でした(笑)。
──スクリーンで見るご自身はいかがでしたか?
木村:ちゃんと見られなかったです(笑)。
齊藤:え~(笑)。
渡邉:その気持ちわかる~!
木村:(手で顔を覆い、指の隙間から覗き)こうやって見ました。
山中柔太朗 木村柾哉の涙に「完全にやられました!」
──皆さんは完成した映画、いかがでしたか?
渡邉:水族館とかすごくキレイなロケーションが多かったこともあって、スクリーンで見て改めてキレイな画だなと感じました。
あとは、私が演じるあこ子の妄想の世界で、あこ子と充希(齊藤)が“戦(いくさ)”をするのですが、そこがポップな演出ですごく可愛いくて。
どのシーンも画的にキレイで見ごたえがあって、たくさんの方に気に入っていただけるのではと思う映画になっていてうれしかったです。
山中:僕は、胸キュン映画かなと思って見ると、不意打ちでやられるなと思いました。
齊藤:確かに!
山中:それぞれのキャラクターの心情が細かく描かれているので、泣きそうになりました。
──どのシーンで泣きそうになりましたか?
山中:柾哉くん演じる直己の涙です。
齊藤:あー!
渡邉:わかる!私、そのシーンの現場にいたんだけど、すごい泣きそうになって危なかった!
木村:本当に?うれしい!
山中:ステキでした。僕は現場にはいなかったので、初めてスクリーンで見たのですが、完全にやられました。
木村:ありがとう!
──齊藤さんはいかがですか?
齊藤:「このシーン面白い!」と思うところが多い作品なのですが、私は特にあこ子の顔芸がすごく好きで。本当に喜怒哀楽が伝わってきますし、見ていて楽しかったです。
あこ子のことも、充希のことも応援したくなりましたし、友情も恋愛も全力で駆け抜けているところに“青春”を感じて、キュンキュンしました。