鞘師里保 “人生の全て”モー娘。への思い語るソロは「ちょっと寂しい」LINEの返信は1年後！？“やりすぎ”な経験も告白 EP『Too much!』リリース | めざましmedia

今回発売されたEP『Too much!』にも収録されているメジャーデビューシングル『Super Red』は、モーニング娘。時代のメンバーカラーでもある「赤」が入ったタイトルに。
しかし、鞘師さんはこの「赤」という色に対して、以前は複雑な思いを抱いていたといいます。

「自分の中の“昔の赤”を“今の赤”に」自身を象徴するカラーへの思い

――今回のタイトル曲『Super Red』は「赤」という単語が入っていますが、この「赤」は鞘師さんにとって、どういう色ですか？

率直に歌手・鞘師里保を象徴するカラーなのかなっていうふうには自分では思っています。

――そんな楽曲には鞘師さんのどんな思いが込められていますか？

やっぱり応援してくれている人は、ずっと赤を身につけて応援してくれて。グループの活動を卒業して休んで、ソロの活動が20代になってからだったんですけど、やっぱり今まで輝かしくやらせてもらえて、充実していた。そういう思い出があるからこそ、20代になって復帰した時に赤を持って応援してくれていたり、再会する人たちを見たときに忘れないでくれているっていう嬉しかった気持ちがあった反面、新しい私をちゃんと見てもらえているのかなって、同時に不安な気持ちにもなったんですよ。

なぜかって、多分一人になったときの自分って、自分自身への自信が持てていなかった、すごく欠如していたっていうのもあるので、私自身が過去に引っ張られていたっていうのがあるんですが。
赤を見るたびに「昔」というのを思い出してしまうので、向き合えないでいたところがあったんですが、一人で活動年数を重ねていくごとに、一人でステージに立つ、自分でメッセージを楽曲を通して届けるっていうのを重ねていくうちに、それが自信になってきて。

それで、今回またメジャーデビューが決まったタイミングで、今の自分だったら、自分の中の“昔の赤”を“今の赤”に更新していけるっていう、そういう自信がついたタイミングだったので、それを表明したいなと思いました。

――今後はどんな鞘師さんになっていきたいですか？

ライブとか楽曲を通して、共鳴し合える人が増えていったらいいなっていうふうに思っていて、私は日頃、ポジティブな感情ならいいんですけど、ネガティブな感情になったときにそれに向き合うのがちょっと怖くなる瞬間があって。

そこにちゃんと向き合って、熟考して、より良い人間になっていくにはっていうのを繰り返し考えて、更新しながら生きていきたいなと思うので、向き合った結果をその都度その都度、楽曲にできたり、表現することによって、何か同じ気持ちを持つ人たちともっと繋がりを増やしたり、大きくしていったり出来たらいいなと思っています。