古川雄大さん主演舞台「シラノ・ド・ベルジュラック」が2月7日から上演されるにあたり、報道陣向けの公開稽古と取材会が6日、東京芸術劇場 プレイハウスで行われました。

物語は、17世紀のフランスに実在した詩人にして剣豪、高潔無比で自由な精神をもつシラノを主人公にした、エドモン・ロスタンによる戯曲。1897年の初演以来、世界中で数多くの観客を魅了してきましたが、2019年秋、英・ロンドンで、マーティン・クリンプによって現代的な脚色がなされ、物語の鍵となる詩をラップで表現した前代未聞の“シラノ”が誕生しました。

そんなマーティン・クリンプ脚色版を日本で初めて上演することになり、世界中で名優たちが演じてきた主人公・シラノ役に、本作が10年ぶりのストレートプレイ主演となる古川さんを起用。

その他、馬場ふみかさん、浜中文一さんら個性あふれる実力派キャストが集結し、日本ならではの“シラノ”を届けます。

そして、初日を目前に控えたキャスト・スタッフからコメントが到着しました。

<古川雄大 コメント>

シラノを演じるにあたり、最初はプレッシャーを感じていましたが、谷さんの稽古はときに鋭く、でも、とても優しく、そういった雰囲気のおかげで、前を向いてお稽古に挑むことができました。

谷さんはいつも新しいことを探求されていて、プランを聞くのがとても楽しみでした。この状況下で緊張感のあるお稽古期間でしたが、ここまで来られて本当にほっとしています。シラノの魅力をたくさんの人に伝えるべく、魂を込めて舞台に立ちたいと思います。

北京オリンピックが始まり、たくさんの選手が熱い戦いを繰り広げているので、ここ東京芸術劇場 プレイハウスでも熱い言葉の戦いを繰り広げたいと思います。

<馬場ふみか コメント>

初日を迎えられることが本当にうれしいです。

ここまでたくさん本読みをした稽古は初めてで、登場人物の背景や言葉の意味・大切さを皆で考えながら稽古ができて、とても有意義な期間でした。

稽古をしっかりと頑張ってきたので、たくさんの方に観ていただきたいですし、コロナ禍にも関わらず、舞台に立てること、お客様に見ていただけること、とてもありがたいことだと考えております。

日々、楽しみながらロクサーヌを演じたいと思います。劇場でお待ちしています。

<浜中文一 コメント>

お客様に楽しんでもらえるように頑張りたいと思います。

古川さんは僕と同い年なのに、とても頼れるお兄ちゃんのような存在。お稽古が終わってからも誰よりも遅い時間まで残って稽古をしていて、とても尊敬しています!

僕にはできません(笑)。

シラノは何でもできるすごい人物ですが、僕の演じるクリスチャンも、とても素直でいい奴だと感じているので、演じることができて喜びを感じています。

キャスト・スタッフ全員で楽しみたいと思いますので、皆様お待ちしています!!

<谷賢一(演出) コメント>

この「シラノ・ド・ベルジュラック」を劇場で皆様と共有できることが本当にうれしいですし、お客様の気持ちに応えられるような作品に仕上げたいと思っています。

もともと、落語や歌舞伎、講談などが大好きでしたが、この作品の稽古で初めてラップやポエトリーラップなども本格的に勉強し、語りの芸の深く長い道、はてしない芸道の入り口に立ったような実感がありました。

日本語の深さ、面白さを、改めて感じています。たった一つの言葉から、想像力は無限に広がります。シラノをはじめ、登場人物たちが劇場に置いていく言葉を手掛かりに、たくさんの想像をしていただき、想像力の共有ができれば幸いです。

最新情報は、「シラノ・ド・ベルジュラック」公式サイトまで。