7月10日に15年ぶりの写真集『Midday Reverie』が発売される上戸彩さん。

ちょうど前作の写真集が発売された2010年に出演したドラマ『流れ星』が、ターニングポイントになったといいます。

ターニングポイントは25歳で出演したドラマ『流れ星』

――俳優生活25周年を迎えて、ターニングポイントだったと感じる出来事は何でしょうか?

いっぱいありますね…。

自分がお仕事に対してすごく責任感とかを持ち出したのは、25歳のときに出演したドラマ『流れ星』(2010年 フジテレビ)です。

あの作品で初めて企画書っていうものを事務所に見せてもらって、「ドラマって企画書あるんだ」って知ったり、いろんな番組を作る行程みたいなものを知り始めたのが25歳ぐらいでした。

それまでは“やらされてる感”というか“作られてる”というか、“自分というものを事務所が作ってる”って思っていたんですけど、「楽しい」だったり、指摘されたことに自分が「もっとこうしよう」って思えるようになったり、全てが心に刺さり始めたのが25歳でした。

それで「やる」「やらない」の選択肢も与えられて、自分がやりたくてやらせていただいたお仕事が『流れ星』だったんですけど、あの作品があったことによって、より仕事に向き合う自分の気持ちも変わったし、現場にいる自分の立ち位置も気持ちも変わったし、それが今につながっているって感じがしますね。

15年前の写真集より“セルフプロデュースできるようになった”のも、このドラマ『流れ星』がきっかけだったのかもしれません。

#3 の記事では、3人の子供を家に残し台湾での撮影に臨んだ心境や、撮影前と撮影中の子供たちとのやりとりを明かしてくれています!

撮影:島田香

衣装協力/トップス、スカート(RIV NOBUHIKO/ハルミ ショールーム)
イヤリング、イヤカフ、リング(oeau/ハルミ ショールーム)

『Midday Reverie』(宝島社)

【写真集概要】
『上戸彩写真集 Midday Reverie』
定価:3850円
発売日:2025年7月10日
撮影:川島小鳥
発行:宝島社