同世代のピン芸人・永野「いけ好かなねえやつだと思ってた」
なかなか涙を見せてくれないふかわさん。番組は、最後の手段として、ふかわさんに往年のネタ「小心者克服講座」を披露してもらい、当時の懐かしさや郷愁から泣いてもらうという作戦に出ました。
ネタを披露するにあたり、ふかわさんのことを「ピン芸人として尊敬している」という永野さんがMCを務めることに。しかし――。
永野:ふかわさんといえば「小心者克服講座」。……若い世代からしたら『バラいろダンディ』に出てたフリーアナウンサーっていうイメージがあって。『バラダン』干されたから、幅広げるためにチャレンジしてるんだろうな、みたいに思ってる方も多いと思うんですけど。
キャスターアリタ:うふふふふ。
ふかわ:まぁ、まぁね。
永野:僕、同世代なので、最初出てきたときは「いけ好かなねえやつだ」と思って。「表情もねえな」って。
ふかわ:永野くん、スパイスが効きすぎてるよ。
永野:「平場でも、表情出さねえな」って思ってたら、本人もしびれ切らして“負け顔”を覚えて。
スタジオ:(笑)
永野:そこから、愛せるようになった。
ふかわ:麻酔銃、持ってきてくださーい!
と、永野節を炸裂させて大暴走。結局、相当やりにくい雰囲気のなか、ふかわさんは当時の衣装を身にまとい「小心者克服講座 普段使えそうな一言」を披露するはめに。
「おまえのこと、みんなWi-Fi泥棒って呼んでるぞ」
「その映画、飛行機で見たっていう情報いるかな?」
「それは、クリーニング屋に甘えすぎだろう」
などと、全力でネタをやりきるも、永野さんは「おもしろくなかったです」とバッサリ。
ふかわさんは「泣いてはいないですけど、けっこう刺さりました」と、永野さんの言葉が響いたようでした。