海外メディアを招いて実施されたスタジオツアーの様子を取材しました。

東京の西に位置するデイヴィッドプロダクション(david production以下、dp)は、決して大きな制作会社ではないにもかかわらず、『炎炎ノ消防隊』シリーズ、『アンデッドアンラック』『うる星やつら』『スプリガン』『あんさんぶるスターズ!!-Road to Show!!-』『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズなど人気アニメを輩出し、その名は海外でも知られています。

アニメに強い興味を持つ海外メディア&ジャーナリストを招待

日本の会社なのになぜデイヴィッド?

今回、日本のアニメ作品の配信をコアビジネスとしたグローバルなアニメブランドである、アメリカのクランチロール(Crunchyroll、以下Cr)社の招聘で、海外メディアによるdpへのスタジオツアーが実現。

5月25日に東京で開催された、世界最大規模のアニメの祭典「クランチロール・アニメアワード 2025」授賞式に同社が招いたアメリカ、イギリス、イタリア、インド、オーストラリア、ノルウェー、フィリピン、フランス、ブラジル、メキシコ(50音順)のメディアが参加しました。

「アニメに強い興味を持っているメディアとジャーナリストにお声がけした」(Cr担当:山口貴也さん)そうで、普段、めったに公開されないアニメの制作現場が見学できるとあって、みなさん興味津々といった様子でスタジオにやってきました。

前列一番左が田中修一郎社長