12月14日(火)、フジテレビでは『火曜は全力!華大さんと千鳥くん』が放送された。
今回は、「芸人カードバトル」を放送。博多華丸・大吉と千鳥(ノブ・大悟)の4人が競技ごとに6枚のバトラー(芸人)カードの中から3枚を選択。選ばれた3人が挑戦する競技記録の合計が達成ラインを超えていれば、賞金20万円を獲得できる。
これまで個人戦だった企画が、今回から全員で相談して芸人カードを選ぶ団体戦へとリニューアルした。
競技には、酒井貴士(ザ・マミィ)、坂井良多(鬼越トマホーク)、瀬下豊(天竺鼠)、ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)、ハリウッドザコシショウ、みちお(トム・ブラウン)の6人が参戦。
スタジオでは、ダイアンが進行役を務めた。
ユースケのグダグダなお手本…最後は“なぎら健壱”
最初の競技は、3つの障害物が設置された20mのリアクション障害物走。
まずパンストにつながった30kgのタイヤを顔面で引っ張って進み、次に袋に足を入れた状態で足つぼマットの上を両足ジャンプ、最後は頭に熱湯を乗せたまま3台のハードルを越えるというもの。
どんなものなのか、デモンストレーションとしてユースケが挑戦した。
パンストを頭からかぶってタイヤを引いて歩くユースケに「パンストしてない顔のほうがオモシロイ」(ノブ)、「朝いっつもこんなんやん」(大悟)と言いたい放題。
熱湯が入った容器を頭に乗せながらハードルを超えるゾーンでは、最初に頭に乗せた瞬間に熱湯をすべてこぼしてしまい、ゲームが台なしに。
グダグダのままユースケがゴールすると、その疲れ果てた姿を「なぎら健壱さんやん」(ノブ)とイジられた。
目安となるユースケの記録は、2分13秒。
この競技に6人のバトラーが挑戦する。華大千鳥の4人はこの中から3枚を選択し、記録の合計が6分00秒以内におさまれば、賞金20万円獲得となる。
各競技1位のバトラーには賞金5万円がプレゼントされるため、芸人たちも真剣そのもの!?
華丸:マミィもお金欲しそうやしなぁ。
大悟:なるほどー。そうか、5万円欲しさっていうと…。
ユースケ:だから、みんな真剣なんです。
大悟:あんな大変なことして、1位が5万円でワシらが20万円なん!?
一同:(笑)
4人が選択する3枚について話し合うと、まずは迷わず瀬下をチョイス。難なくこなしそうということでザコシショウ、華丸と大吉が揃って推した、みちおの3人が選ばれた。
1人目は、瀬下。
30kgのタイヤを「うりゃー!」と雄叫びを上げながら突き進み、足つぼゾーンも気合でジャンプ。熱湯にも悶絶しながらゴールし、1分52秒という期待通りの記録を残した。
2人目は、みちお。
パンストをかぶってタイヤを引くも、頭が後ろに持っていかれて転倒。意外にも手こずり時間がかかった。熱湯ゾーンでは、頭上の熱湯をこぼさないように慎重に歩いたため、2分56秒とタイムは遅め。
だが、みちおの身体を張ったがんばりに華丸がハマり「中学校のときに見た『たけし軍団』くらいおもしろかった」と大喜び。
3人目は、ハリウッドザコシショウ。
パンストをかぶってもサクサク進むザコシショウを見て、「今さらパンストで面白顔しようなんて思ってないから」と大悟。
足つぼもぴょんぴょん跳ねると、4人は「イケるよ!」「わかってらっしゃる!」と興奮。
体幹が強いのか、熱湯を頭に乗せたまま背筋を伸ばして進み、熱湯はほとんどこぼさなかった。1分07秒という記録でバトラーの中で1位に。
3人の記録が6分以内に収まったため、予想は見事クリア。4人は20万円を獲得して「(この番組で賞金を)初めてもらえる!」と喜んだ。
ナダルは“激くさ臭”に気絶寸前!
次の競技は、「サビだけ激くさカラオケ」。
サビ以外は普通に歌い、サビになるとおならの臭いが充満した”激くさBOX”を頭から装着。強烈な臭いと戦いながら1曲の点数を競う。
こちらもユースケがデモンストレーション。
「硝子の少年」(KinKi Kids)を歌い、サビに入ると「くせっ!」「くっさー!」と言ってしまい歌えず。80.965点を獲得した。
この競技の達成ラインは、3人合計で242点(一人平均80.667点)以上。ユースケの記録を参考に予想し、ザコシショウ、みちお、酒井のカードを選んだ。
德永英明の「壊れかけのRadio」を歌ったザコシショウ。
BOXをかぶると、強烈な臭いで咳き込んでしまい歌えない。だが、歌っていくうちにある奇妙な作戦を実行する。
編み出したのは、ブレスのタイミングで、鼻から臭い空気を勢いよく吸い込むという驚異の技。
「逆に吸ってる!」(ノブ)、「どういう技やねん!」(大悟)とツッコミが入り、華丸・大吉も「すごいな」と感心しながら大ウケ。
サビが繰り返されるたびにこの奇妙な技が披露されるため、4人は大ハマリ。最後は手を叩いて爆笑した。
得点は、84.771点。ザコシショウが大健闘したが、「チェリー」(スピッツ)を歌ったみちおが77.333点、「香水」(瑛人)を歌った酒井が75.537点で、クリアできなかった。
カードバトルはクリアならずで終わったが、ナダルが歌う「真夏の果実」に興味を持った一同。さわりだけ聴いてみることに。
BOXをかぶると、あまりの臭さでクラクラし始めるナダル。サビのたびに目を潤ませて、もはや気絶寸前。
4人は大笑いし、大吉はVTRのナダルに向かって「もう取りなさい(笑)」と呼びかけていた。
ほかにも、バトラーは「顔面洗濯ばさみティーバッティング」にも挑戦。
バレーボールにつながった洗濯ばさみを顔面に装着し、そのボールを自らティーバッティング。外れた洗濯ばさみの数と飛距離の合計ポイントで競うというもの。
息子の少年野球チームでコーチをしている瀬下は「子どもたちに見てもらいたい」と気合十分。
完璧なフォームで飛距離を伸ばし、4人から「男前が出てきた」(ノブ)、「甲子園に届くホームランやった」(大悟)と絶賛されていた。