<風間俊介 コメント>
――本作への出演が決まったときは、どう思いましたか?
企画書を読ませていただいた時点で、本当にすてきなドラマになりそうだなという予感というか、確信に近いものを感じました。
――台本を読んだ印象は?
とてもすてきな物語で、でも日常的で、みんなにとって関係がないことではなくて。ドラマの奥深さはありながら、すごく身近な物語だなと思いました。
台本の中に閉じ込められている物語が素晴らしいからこそ、それを一人ひとりのキャストがドラマにしていったときに、さらにもっといい物語にできるよう、僕もその一人として頑張りたいなと思いました。
――風間さん演じる、蜂村太一について教えてください。
これは僕の勝手な推測ですが(笑)、一見頼りなさそうですが、実は物事を奥深く考えていて、相手のことを常に考えているのではないかと思います。やさしさの中にちゃんと信念がある人だなと思います。
でも、もしかしたらシンプルに頼りのない人かもしれないです(笑)。現段階では、この人はきっと信念を持っていて、でもその信念を人に押しつけるのではなく、とても柔らかい“頼りなさ”というやさしさの鎧(よろい)を着ていると勝手に思っています。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
すごく温かな物語になっています。その温かな物語とともに、つらい現実というのもこのドラマは目を向けていると思います。その両方がある世の中が、社会だと思います。
温かさだけでは語れないのが社会だと思っていて、そのどちらもが描かれているので、温かい気持ちになりながら今の現実を受け止めて、誰かの悲しみ、やさしさに寄り添って、みなさまの明日がもっといい日になったらいいなと思います。
今つらい思いをされている方々にとって何かの光となるような、今幸せに過ごしている方々にとってはその幸せをつらい思いをしている人にわけてあげたいと思うような、すべての人がやさしい気持ちになれるドラマになりそうな予感がしています。
明日をもっといい日にする一員に、みなさんがなってくれたらうれしいなと思います。ぜひ、ご覧ください!