<生田絵梨花 コメント>
――本作への出演が決まったときは、どう思いましたか?
児童相談所が舞台のお話ということで、耳にしたことはあったのですが、実際にどういうことが行われているのかや、どういう方々が携わっているのかをあまり知らなかったので、児童相談所というものを深く知りたいなという気持ちになりました。
実際に児童相談所で働く方々にお話をうかがうと、心に響くことがたくさんあったので、そういうものを作品にもしっかりと宿していけるように頑張りたいと思いました。
――台本を読んだ印象は?
家族の形だったり、親の思いやこどもの気持ちは本当にさまざまで、複雑に絡まり合っているのだなということを本を読んで感じました。
そこに苦しくなったりもしたのですが、読み進めていくうちに絡まり合ったひもがほどけていくような温かさを最後には感じて、そういったものを視聴者のみなさんにも感じていただけたらいいなと思いました。
――生田さん演じる、蒔田向日葵について教えてください。
児童心理司の役ということで、心理的な面から親やこどもをサポートするということで、やさしさも冷静さもあって、論理的に動く人だなという印象を持ちました。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
扱うテーマがとても繊細なので、私も繊細に頭や心を使って精いっぱい演じさせていただければと思っています。
このドラマは、未来あるすべてのこどもたちに「明日はもっと、いい日になる」という願いを込めて、児童相談所に関わる人々を描いた物語になっています。
みなみなさんが見終わったあと、心に温かい光を灯(とも)していただけるように精いっぱい頑張りたいと思っております。ぜひ、ご覧ください。