6月2日(水)、映画「ブルーヘブンを君に」の公開直前イベントが行われ、主演の由紀さおり、小林豊(BOYS AND MEN)、本田剛文(BOYS AND MEN)、柳ゆり菜、秦建日子監督が登場した。
本作は、不可能の代名詞と言われた「青いバラ」を品種改良により生み出した、実在のバラ育種家の女性をモデルに、いくつになっても夢を諦めない人生の素晴らしさを描く感動作。
由紀は「夜明けのスキャット」でデビューしてから2019年に50年を迎え、コンサートツアーやひとり芝居など、精力的に活動を続けており、本作が映画初主演となる。
そんな由紀だが、イベントでは「わりとのんきに、撮影に入っちゃったので…」と照れ笑い。「初主演ということで、どうですか?と聞かれて、改めて『ああ、そうだったんだ』と思うくらい」と、マイペースぶりを明かした。
また、作品の内容にちなみ、今の「夢」を聞かれた出演者たち。
小林は「紅白歌合戦に出場したいなというのが、今の一番の大きな夢」と笑顔で語る。すると、紅白歌合戦23回出場という記録を持つ由紀が、「やると決めたらね、それはね、できると思うよ」と、優しい声でエールを送った。
大先輩のあたたかい言葉に、小林は「うれしい」とニッコリ。由紀も「頑張って」と背中を押した。
また、本田は「名古屋にでっかい自社ビルを建てたい。2Fか3Fあたりに、僕らのライブ会場を入れて」と地元を盛り上げる、大きな夢を告白。
由紀は「ライブステージみたいなの、3Fに作るの?いつか出してちょうだいよ」と、出演オファー。本田が「出ていただけるんですか?」と目を丸くすると、由紀は「わかんないけど、まだ元気だったらね」と微笑み返した。
©️2020「ブルーヘブンを君に」製作委員会