11月24日(水)、その年の各分野において圧倒的な活躍を見せた人を称え、表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2021」の授賞式が開催。授賞式前に取材陣に向けてフォトコール(撮影会)が行われ、今年の受賞者が登壇した。
ズラリと並んだ“今年の顔”、まず登場したのは「メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・アクトレス賞」を受賞した有村架純。
普段、撮影現場で過ごすことが多いため、「緊張と非日常感があって、すごく緊張します」と受賞の喜びをはにかみながらコメント。
そして、来年の抱負を聞かれると、「個人的にも挑戦する役柄や作品もあるので、そちらをひとつひとつ丁寧にみなさんと一緒に乗り越えていけたらいいなと思っています」と、笑顔を見せた。
「メン・オブ・ザ・イヤー・インスピレーション賞」を受賞した志尊淳は、「月並みの言葉になりますが、こんな素敵な賞をいただけるとは」とあいさつ。今年を振り返って、「自分自身も病気を患い、26年生きた中では1番きつい年だった」と明かした。
しかし、「病気を患ったことでとても普通の、当たり前のことに幸せを感じることができました。お仕事をするときもひとつひとつ噛みしめて、仕事に向かいたい」と話し、「自分にとって豊かな年になりました」と振り返った。
「メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アクター賞」を受賞した北村匠海は、「日々、映画・ドラマ・音楽と、目の前のことに自分を出し切って生きてきたので、評価してもらえるのは自分の頑張りの点が線になったような感じがある」と受賞の感想を。
「あなたにとってのヒーローは?」という質問に、「こういう包容力を持ちたい」と常々思っているという自身の父親を挙げ、「こんな息子になりましたよ」と、ほほ笑んだ。
「メン・オブ・ザ・イヤー・レジェンド賞」を受賞した北大路欣也は、“レジェンド”というい言葉について、「あまり自分では実感がない、今も現場では若いみなさんと一緒に汗をかいている」とコメント。
デビューしてから65年、来年の抱負を聞かれると、「人様に迷惑をかけないように、自分の健康を守って素直な気持ちで現場に立たせてもらいたい」と悠然と語った。