生田斗真が主演を務める映画「土竜の唄 FINAL」の完成報告会が11月11日(木)に行われ、生田、共演の鈴木亮平、菜々緒、滝沢カレン、仲里依紗、堤真一、三池崇史監督が登壇した。

この作品は、警察学校創立以来、最低の成績で卒業し、始末書の枚数ワーストワン、ちょっぴりスケベでまっすぐで熱すぎる警察官・菊川玲二(生田)が、潜入捜査官“モグラ”に任命されるという、エンタメ映画シリーズ。1作目、2作目とも大ヒットを記録し、本作でシリーズが完結する。

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最凶の敵・轟烈雄(とどろき・れお)を演じる鈴木は、演じるにあたり参考にした動物がいるそうで「名前が“れお”ですし、一番最初にライオンと登場しますから。ライオンでやれってことだと思って、YouTubeでずっとライオンの動画を見ていました。研究と言うと、語弊がありますけど、こういう歩き方か…とか。ネコ科特有の鳴き声をマネしています」と明かした。

生田も「亮平くんが、本番前にその鳴きマネを気合を入れるためにやるんですよ。『ぐえ~』って。やられるんじゃないかと思いました」とコメントした。

生田は鈴木について、「亮平くんとは20代の前半の頃から、いろいろな作品で共演してきて、一緒に時代を乗り越えてきた友人というか盟友。本当にまじめな人ですし、お芝居や映画に対して愛情もある人です。なので、この作品で共演出来てすごく嬉しいです」と喜んだ。

鈴木は生田との共演について「正直、すごく緊張しました。彼の代表作でありますし、シリーズの中でも最強の敵で、今までの敵よりも強そうに見えないといけない。本作はファイナルですから。顔に泥を塗るわけにはいかないので、かなりプレッシャーがありましたね」と振り返った。

また、映画の内容にちなみ「潜入してみたい場所」を聞かれた鈴木は、「ジャニーズ事務所」と回答。「1回は踊って『キャー!』って言われたいです」と説明すると、生田は「今、入ったら“なにわ男子”の下だよ。なにわ男子先輩だからね。いける?それ?」と返答し、会場を笑わせた。

最後に生田は、「この『土竜の唄』は僕の人生を変えてくれたような、とても意味のある映画になりました。全身全霊を込めて作りましたので、1人でも多くの人に、明日を生きるエネルギーを注入できたらと思います。本当にすごい映画が出来てしまったので、楽しんでください」と締めくくった。

映画「土竜の唱 FINAL」は、11月19日(金)全国公開。

配給:東宝
©2021「土竜の唄」製作委員会 ©高橋のぼる・小学館

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