<宮木正悟(プロデュース・演出)コメント>

ドラマの中に、こんなナレーションがあります。「恋愛などしなくても生きていけるこの時代に、それでも恋がしたい4人がこの店には集まっている」。 

最近“恋愛”なんて必要ない、と思っている方々が増えているのは実感としてあります。ただ、そんな方々にこそ「誰かと出会い、誰かのことを好きになる」「誰かのことを思って、悩み苦しむけど、思いが叶(かな)えばとても幸せな気持ちにもなる」という、恋愛の良さみたいなものを感じてほしい。

「あ、恋愛って悪くないな」と思い直してほしい。そう思い、このドラマを企画しました。

とはいえ、23時台という少し遅めの時間です。食事も終わって、少しほろ酔いな視聴者の方もいるかもしれません。そんな方々が、肩肘張らずに、気楽に、笑って、楽しんでいただけるような“一風変わったドラマ”に仕上げました。

ビール片手に、楽しく見ていただけたら幸いです。