善逸と言い合いするシーンは「お互いすごく声を出したので、終わった後がしんどかった」
――「遊郭編」は、劇場版「無限列車編」に続く物語ですが、プレッシャーはありましたか?
ありました。でも本作は、これまでよりもたくさんの地域で見られる(※)ようになったということで、たくさんの方にみていただけることがありがたいですね。
※テレビアニメ「無限列車編」より、全国30局で放送されることになり、枠が広がった。
――声を演じる宇髄天元のどのようなところに魅力を感じますか?
派手なところとカッコいいところじゃないですか?筋骨隆々で力で戦うのかと思いきや、かなり状況を分析しながら生きてると思うんですね。そういったところは、見た目とギャップがあってステキだなと思います。
――演じる上で心がけていることはありますか?
「竈門炭治郎 立志編」の柱合会議前の裁判では登場したときに言った、「いいな、派手で!」というセリフのように、前に出すような(大きい声ではっきり言うような)セリフが多かったんですね。でも、やりすぎると他のキャラクターと方向性が似てしまう気がしたため、テンションは抑えめにしてたんですよ。
だけど、今回の「遊郭編」では、抑えなくていいかなと思い、割と頭から全開でやってますね。(我妻)善逸と言い合いするシーンの収録は、お互いすごく声を出したので、終わった後がしんどかったですけど(笑)。
善逸ってテンション高いじゃないですか、でも、言い合いだから(自分は)その上をいかなきゃいけないんです。すると善逸がその上にくるから、さらにその上をいかなきゃいけないから「大変だな、これ…」と(笑)。
カッコよくてクールなイメージのキャラだったから、「声量を抑えていいのかな」と思ってたら、「めっちゃ声出すやん」と(笑)。