フジテレビの月9ドラマ『ナイト・ドクター』など次々と話題作に出演し、存在感を発揮している岡崎紗絵・25歳。女優業のかたわら、人気女性ファッション誌 「Ray」 の専属モデルとしても活躍。さらに、コント番組に出演するなど、今、勢いに乗っている女優の一人だ。そんな岡崎紗絵の魅力を、フジテレビ『めざまし8』の久慈暁子アナウンサーが調べ尽くし、手書きの年表と共にインタビューを行った。
家族と食事中に父親が「モデルやりたいんだよね?」と語り…
高校2年生のとき、北川景子や木村カエラらを輩出した「ミスセブンティーン」のオーディションでグランプリに選ばれ、モデルとしてデビュー。久慈アナは、まずモデルになったきっかけについて迫った。
岡崎紗絵:家族でたまたまご飯屋さんに行って、ご飯を食べていたときに、お父さんが「(紗絵は)モデルやりたいんだよね」みたいなことを(店員さんに)話したんですね。でも、私そんなこと言ってなかったんですけど。なにを勝手に言い出しているんだろうっていう。で、たまたまそこのご飯屋さんに知り合いのカメラマンさんがいらっしゃって、それが事務所に入るきっかけになりました。
そして、20歳になる年に本格的に女優活動をするため地元・愛知から上京。初めて現場では、緊張で震えていたという。
岡崎:“本読み”というものがあったんですけど、もう、そこのお部屋に入るときに扉を開けるまでにすごく時間がかかりました。この先に何があるんだろうっていうことすら知らなかったし、本当に震えてました。 台本を読むのも、もう怖くて。
その後、数々の作品に出演してステップアップした彼女に、人生初の出来事が。
木村拓哉が主演の、警察学校を舞台としたフジテレビのスペシャルドラマ『教場Ⅱ』(2021年1月放送)。岡崎は警察学校の生徒を演じるため、ロングヘアから20センチ以上髪の毛を切った。
『教場Ⅱ』で20センチ以上カットし初のショートヘアに
久慈:女の子が髪を切るって結構一大決心じゃないですか?
岡崎:そうですね。ずっと髪の毛はロングだったのでショートにします、と言われたときには本当に衝撃でした。いつかはそういう役で髪色だったり、髪型だったりを変えるっていう憧れもあったので、「やらせていただきたいです」とお返事をしました。
女優として、着実に階段を登り始めた岡崎。そんな岡崎に今年、女優人生の転機となる出来事が。
久慈:2021年、今年ですね。月9ドラマ『ナイト・ドクター』で主要キャストに。
<【インタビュー】岡崎紗絵 仕事で譲れないのは雰囲気作り「空気が良ければ、だいたいうまくいく」>
岡崎:月9に出るというのは自分の夢でもありますし、その中でそういう風に主要キャストとして出させていただいたのは本当にありがたかったですし、夢が1つ叶ってすごくうれしかったです。
彼女が演じたのは勝ち気な性格の医師。では、プライベートの岡崎は?
久慈:プライベートでもSキャラですか?
「プライベートはいじられキャラ!?」 コント番組でも存在感
岡崎:プライベートはSキャラじゃないです、全然。先輩方と一緒に同じ時間を過ごしていると、結構いじられるというか突っ込まれることがすごく多くて。
出演しているフジテレビのコント番組『新しいカギ』でもその力を発揮している。
久慈:コント番組って今までの仕事と全然違いますよね?
岡崎:全然違います。まさか(落とし穴に)落とされるとは思っていなかったんです、正直。
久慈:コント番組って全部アドリブなんですか?
岡崎:そうですね。いやもうあれはIKKOさんしか降りてこなかったんですよ。
『新しいカギ』のコントで、落とし穴に落とされてしまった岡崎は、アドリブでIKKOのものまねを取り入れ「どんだけ~」を披露。落とし穴に落とされても場を盛り上げる、サービス精神の旺盛さが、コント番組でも重宝されるのだろう。
「先の目標ですが…時代劇に出たい!」
10月14日、岡崎自ら編集長を務め、ファンとオンライン編集会議をして作り上げた写真集 「すがお。」 が発売された。
久慈:“これから”っていうところが空白になっているんですけど、ここに目標や夢を書いていただきたいな、と思うんですけどよろしいですか?
岡崎紗絵年表。 最後の空白部分は、何を…?
岡崎:(「時代劇に出たい」と書き)これはすごく難しいことでレベルも高いので、本当に先の目標なんですけど、時代劇にすごく興味があるので、現代ではないものを演じられたらいいなと思っています。
新たなステージへの展望を語るその瞳は輝きに満ち溢れていた。今後の”岡崎紗絵年表”から目が離せない。