10月2日(土)、東京・松坂屋上野店にて開催中の「志村けんの大爆笑展(東京)」オープニングイベントに、ザ・ドリフターズの仲本工事が登場した。

46年間日本中に笑いと感動を届け続けたコメディアン、志村けんさん初の企画展となる「志村けんの大爆笑展」は、すでに終了した大阪開催を皮切りに、全国10都市を巡回予定。志村けんさんの笑いのルーツやコント映像、衣装や小道具などで喜劇王の軌跡を辿れるとあって、大盛況となっている。

「志村けんの大爆笑展」の記事はこちら!

東京展の初日には、「オープニング店長」として、仲本が来場者一人ひとりに“オープニング店長”の名刺を配り、ファンとの触れあいを楽しんだ。

開場前に「別に聞きたいことないよね?」と取材陣の前に笑いを交えながら現れた仲本。取材では「実は初めて」という“アイーン”ポーズを決めて、穏やかな表情でインタビューに応えた。

記者から、展覧会でお気に入りの場所を聞かれると、隣のリアルな“バカ殿様”人形を見ながら「ここの場所が1番落ち着くかな」と穏やかな表情を見せる。見どころについては、「『8時だョ!全員集合』『ドリフ大爆笑』で見たシーンが再現されているので、楽しんでもらえるんじゃないかな。自分も思い出に浸っております」と笑顔で会場を見渡した。

志村さんとの共演で思い出に残っているコントについては、「最初はグー!」を流行らせた「ジャンケン決闘」をあげ、「やっていても楽しかった。やっぱりやっていてる側が楽しんでいないと、見ている人も楽しくないんじゃないかな」と語る。

亡くなって1年半が経つ志村さんについては、「思い出に浸ったりなんかということはしていないです。こういう機会に鮮明に思い出される、それくらいでいいんじゃないですか?」と長年の絆を思わせる様子で振り返った。

オープニング店長として、志村さんのTシャツに赤い法被を着用した仲本はTシャツの着心地を聞かれると、「新しければなんでもいいです」と笑いを誘いながらも、「僕は1年中、Tシャツなんです。でもこうやって仲間のTシャツを着るっていうのはいいですね」と目を細めていた。

そして、「隣にいるとどうしても話かけてしまう」というほどにリアルなバカ殿様人形を見ながら、「なんで先にいっちまったんだよ、カトちゃんが1番悲しんでるぞ」と語りかけ、志村さんについて「会話のタイミングは誰にも真似できないものがあった。日本の財産だったからね」と偲んだ。

また、9月26日(日)にフジテレビで放送された『ドリフに大挑戦スペシャル』で、ザ・ドリフターズを愛してやまない芸能人たちが名作コントに挑戦した様子について、「真似ではなく、自分たちのポジションで、思い思いの気持ちでやってくれていて見事でしたね」と喜ぶ様子も。

ずん飯尾&Snow Man深澤・向井・宮舘、朝7時からヒゲダンス!『ドリフに大挑戦SP』収録の裏側

最後に、来場者に向けて「今日は朝6時に来たんだよ、それで会場を回ってたらワクワクしてきた。僕ら以上にお客さんはワクワクすると思いますし、楽しんで帰ってもらえると思います」とアピールしていた。

イベントの詳細は、オフィシャルサイトまで。