9月9日(水)、舞台「浦島さん」に出演する福士蒼汰、舞台「カチカチ山」に出演する宮野真守が合同で「YouTubeライブ会見〜浦カチについて語ってみた」に出演した。両作は10月4日(日)よりリアル・オンライン双方で上演・配信される。

同作は、コロナ禍でも楽しめるエンターテインメントを模索するなかで、太宰治の小説「お伽草紙」を原案として、演出家・いのうえひでのり(劇団☆新感線)が“最少人数”で手がける舞台作品だ。

福士は、“京都の名家の長男として、品行方正に暮らす”という設定の浦島太郎を、宮野は、“自称・作家”でありながらタヌキに姿を変えてしまう男を演じる。

会見中の話題に上がっていたのは両作品のセリフ量。宮野が井上小百合との“二人芝居”、福士が羽野晶紀・粟根まこととの“三人芝居”での設定ということもあって、台本上で割り振られているセリフの量が膨大なのだそうだ。

宮野は「セリフ量が半端ないんですよね。覚えるのが大変だなという感覚ですが、(演出家の)いのうえさんの演出をガチで受けられているのが、刺激的ですね」とコメント。一方、今回がまだ舞台経験2回目だという福士は、「パンク!パンク!と思いながらも(笑)楽しく稽古できてます」と吐露。

二人で芝居を上演するにあたり、“出ずっぱり状態”の宮野には長回しのセリフが用意されているそうで「最初に台本見たとき『ウソだろ?』って思いましたね(笑)。こんなに一人で喋ったことがないんですよ、舞台で。僕にとっては人生最大のチャレンジですが、すごくうれしく感じています」と明かした。

続けて、宮野が演じる役が“37歳のタヌキ”だということを受け、<自分自身を動物に例えたら?>という質問へ。

宮野は「犬っぽいと思います。すぐしっぽ振るので(笑)」と人懐っこさをアピールすると、福士も「僕は、自分のことを小型犬だと思ってる大型犬」とコメント。宮野は「わかる!(福士と)プライベートで会うと、やっぱ犬っぽいです。ボケたがりで、ツッコミ待ちしてるんです」と同意していた。

イベントの終わりには、福士が「登場人物が超エネルギッシュなところが見どころです」、宮野は「(コロナ禍である)今、何ができるのかを追求して作った企画ですが、最高のエンターテインメントって新しく生み出せるんだなと。そういう自信があります」と力強く語っていた。

舞台の詳細は、公式サイトまで。