10月1日(金)、映画「護られなかった者たちへ」の初日舞台挨拶が行われ、佐藤健、阿部寛、清原果耶、瀬々敬久監督が登壇した。

佐藤は「お足元の悪い中、お越しいただきありがとうございます。寒くないですか?」と観客の心配を。「皆さんが初日に、雨の中来てくださるお気持ちが何よりも嬉しいです」と笑顔で挨拶した。

本作の撮影は、コロナ禍であったことから、延期、一時期はできないのではないかという話も上がっていたそうで、佐藤は「今日、皆さんにお届けできることを感慨深く思います」とコメント。阿部も「今日を迎えられたことを嬉しく思います」と感謝を述べていた。

先日行われた完成披露イベントでも天候は雨。本編の撮影でも、予告編にも使われている佐藤を阿部が追跡する大事なシーンでも雨が降っていたそう。撮影を振り返って佐藤は、「雨は予定になかったんですけど、あのシーンは雨でよかったですよね、中止かと思ったら(雨を)生かして良いシーンができました」と明かした。

11年ぶりの共演となった阿部と佐藤。「少しでも成長した姿を見せられるように、気合いが入ってました」語る佐藤に阿部は「(11年ぶりに共演して)素晴らしい役者さんになられたなと思いました」と感心していた。

司会者から完成披露イベントの際に、「“LINE”の話題が出ましたよね」と振られると「僕は阿部さんの連絡先を知らなくて、まさかの(本作で共演した)林遣都とLINEを交換していたという情報を後から知って衝撃を受けました」とコメント。

「その後どうでした?」と聞かれると佐藤は「その日に無事に交換させていただきました」と笑顔で報告。客席からは拍手が起こった。

「どういったスタンプや絵文字を使われているのか興味があって、『佐藤です。よろしくお願いします』と送ると『お願いします』というシンプルな文の最後に“ぴえん”の絵文字がついていて…」とニヤリ。「阿部さん“ぴえん”使われるんですね」と喜んでいた。

コロナ禍で撮影期間中に、一緒に食事に行けなかったことを残念がっていた阿部。佐藤とLINEを交換したことから「佐藤さんと交流を深めていけたらと思います」とコメントした。

映画「護られなかった者たちへ」は、公開中。

©2021映画『護られなかった者たちへ』製作委員会
配給:松竹

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