9月27日(日)に開催される「RIZIN.24」(さいたまスーパーアリーナ)にて、朝倉兄弟の弟で、RIZINバンタム級チャンピオンの朝倉海選手の参戦が決定した!
15日(火)に生配信で行われた記者会見で、榊原信行RIZIN CEOは「このコロナの状況で、日本人選手を中心にしか対戦が組めない中で、ベルトを持ったナンバーワンの男に出てきて欲しいというのが狙い」と紹介した。
朝倉海選手の対戦相手は、昇侍(しょうじ)選手。甲子園を経験した野球少年だったが、高校卒業後に総合格闘技をスタートさせると、その才能が開花し2006年にプロデビュー。2008年には、初代パンクラスライト級王者となり、その後もDEEP軽量級の中心人物の一人として激闘を繰り広げた。
榊原氏も「海の勢いに押されずに真っ向勝負できるのは、昇侍しかいない」と期待を寄せた。
昇侍「バンタム級最強の男と闘えるのはどれだけ名誉なことか」
昇侍選手は「格闘技を始めて苦節18年。きつい思いも苦しい思いも嬉しい思いもたくさん経験してきましたが、今回は自分でも最大のチャンスです。最高の相手を迎えて試合ができることをものすごく感謝しています。日本でバンタム級最強の男と闘えるのは、格闘家にとってどれだけ名誉なことか、というのは言うまでもない。自分の格闘技人生をかけて、18年の思いをぶつけて、ポテンシャルも才能もものすごくある選手だろうと思いますが、こんな自分ですが、チャンスをつかむことができると、若い格闘家や同世代の格闘家にも見せていきたい。さいたまスーパーアリーナで、思いの強さで、実力の何倍の強さを出して頑張っていきたい」とコメントした。
最後まで諦めないタフネスと、真っ向勝負を挑む勝負度胸、そして類いまれなる打撃センスを武器に、王者・海選手に挑んでくる。
朝倉海「RIZINが困っているときこそチャンピオンとして…」
朝倉海選手は「今回は正直見送ろうかと思ったのですが、(榊原)社長からも協力してほしい、という言葉をいただきまして(笑)。RIZINが困っているときこそ、チャンピオンとして盛り上げることが必要かな、と思い出場することを決めました。やらなかったら、それ以上のことは起こらないと思い、年末に向けて盛り上げるためには、挑戦も必要かな、と思ったので、この大会は僕が盛り上げたいと思います。地上波でも放送されるということで、僕の熱い闘いを世間に届けたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします!」と熱く語った。