9月27日(月)、「劇場版 ルパンの娘」の完成披露舞台挨拶が行われ、主演の深田恭子、瀬戸康史、渡部篤郎、小沢真珠、栗原類、どんぐり、大貫勇輔、麿赤兒、観月ありさ、武内英樹監督が登壇した。
この作品は、代々泥棒一家“Lの一族”(Lは大泥棒・ルパンの頭文字)の娘・三雲華(みくも・はな/深田恭子)と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(さくらば・かずま/瀬戸康史)との決して許されない恋愛を描いたラブコメディ。
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ドラマ版『ルパンの娘』の主題歌であるサカナクションの「モス」が大音量で流れると、登壇者は指でLのマークを作り華麗に登場。
5月26日から約4ヵ月にわたる適応障害治療のための休業を終え、9月2日に活動再開を発表した深田。本イベントが、久しぶりの公の場となり、「皆さま、本日はお越しくださりありがとうございます。本日初めて皆さんにこの作品を見ていただくということで、すごくドキドキしています。作品というものは、皆さまに見ていただいて完成するものです。本日は試写ですが、楽しい時間を過ごしていただければうれしいです」とあいさつ。
瀬戸は「やっと皆さんに見ていただけるとうれしいです。自分はもう2回も見させていただいたんですけど、めちゃくちゃ笑って、めちゃくちゃ泣きました。皆さんがどんな感想を持つのか楽しみです」と語った。
ドラマ版の2クールを経て、劇場版となった「ルパンの娘」シリーズ。深田は、映画撮影を振り返り「こんなに長く同じメンバーで撮影させていただくことは、なかなかないので、本当に居心地がいい現場でした。そして、本当の家族という気持ちになりました。だからこそ、パート1、パート2、劇場版とシリーズが長く続いたんだと思います。本当にありがとうございます」と感謝。
瀬戸は「体作りから始まり、練習も重ねて。今回は、シリーズの中でも一番重いアクションシーンがあったので、僕1人対大勢みたいな。ジャケットを使ったアクションというのもやらせていただいて、本当に楽しかったです」とコメント。
印象深いシーンを聞かれた小沢は、「凍りそうになるすごく寒いシーンがあって、現場も実際に寒かったので、本当にリアルにお芝居ができました(笑)」と振り返ると、そのシーンの撮影に参加していたどんぐりは「つららが一つ一つを手作りで作ってくださっていて、実際はシリコンなんですね。体につけると、けっこう重かったので、ぎこちなく歩いていました」と自ら暴露すると、司会者から「明かして大丈夫なんですか?」と心配する声が。
すかさず渡部は「撮影は2月くらいでしたので、(撮影現場は)寒かったですね」とフォローし、深田も「本当に寒かったですね。画にも白い息が映っていると思います」と付け加えた。
本作初参加となった観月は「テレビでずっと見ていた泥棒スーツを、実際に自分が着るとは思わず。着れたときは、うれしかったです。でも、すごくピチピチなので、ロケに行くと恥ずかしかったです。交通が多いところで走ったり、決めカットなどをルパンスーツで撮っていたので…」と照れ笑い。
深田も「ドラマ版の方が外ロケが多かったです。そのときは、なるべく人に見つからないようにしていました。だって、どっからどう見てもおかしいじゃないですか!渡部さんなんて、スタジオを歩くのも恥ずかしいって言っていました」と明かした。
それに対して、渡部はケロっとした表情で「そんなことないですよ。喜んで着させていただきました」と弁解し、会場を笑わせた。
映画「劇場版 ルパンの娘」は、10月15日(金)全国ロードショー。
©横関大/講談社
©2021「劇場版 ルパンの娘」製作委員会
最新情報は、「劇場版 ルパンの娘」公式サイトまで。