11月20日(金)より公開の映画「泣く子はいねぇが」が、スペインのサン・セバスティアン国際映画祭のオフィシャルコンペティション部門に出品され、主演の仲野太賀、佐藤快磨監督、企画を務めた是枝裕和が記者会見に出席した。
本作は親になることからも、大人になることも逃げだした主人公が、手放した家族と、故郷を取り戻そうと奮闘するストーリー。
映画祭への出品について仲野は「今年の2、3月に秋田県の男鹿市で撮影をして、頑張って撮っていた作品が、海を渡って、サン・セバスティアンに行くというのがすごくうれしくて、誇りに思っています」と思いを語った。
また本編で印象的な真冬の秋田を素っ裸で走るシーンについて、仲野が「死を覚悟するくらいの寒さ」と振り返ると、佐藤監督は本編では使われていないが、海辺に倒れてからカットがかからない部分が1分くらいあったことも明かし「カットがかからない。というか、(カットをかけるのは)僕次第なんですけど」と笑いながら話した。
配給:バンダイナムコアーツ/スターサンズ
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