9月16日(木)に放送されたフジテレビ『VS魂』は、木村拓哉&長澤まさみがゲスト出演し、相葉雅紀、岸優太(King & Prince)と白熱のダマし合いバトルを展開。また、さまざまなトークを繰り広げた。
『VS魂』は、キャプテンの相葉、キャプテン補佐の風間俊介をはじめ、佐藤勝利(Sexy Zone)、藤井流星(ジャニーズWEST)、岸優太、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)の6人が、あらゆる場所を舞台に趣向を凝らした対決企画に挑戦していくゲームバラエティ。
岸優太、木村拓哉に「一生忘れられない思い出になっています」
今回、映画「マスカレード・ナイト」に出演する木村と長澤をスペシャルゲストに迎え、ダウトとすごろくを掛け合わせた番組オリジナルゲーム「DAMASHI魂」を開催。魂チームからは相葉と岸が参戦し、4人で白熱のダマし合いバトルを繰り広げることに。
木村が、今年1月3日(日)の放送で相葉ら他のプレーヤーを寄せ付けない圧倒的な強さを見せて栄えある“初代王者”の座に輝いたことを受け、相葉は「僕ら魂チームには、木村さんに敵う奴はいないんですよ。でも、ミラクルを起こせるんじゃないかというのは、岸くんなんです。なので連れてきました」と岸に期待を。
大先輩との共演に緊張しまくりで「カチコチでこざいます」と震えながら語る岸だが、木村から「コンサート会場で1回会ってないっけ?」と声をかけられると、感極まった表情で「握手させて頂きまして。一生忘れられない思い出になっています」と先輩の気遣いに感動しきり。
映画「マスカレード・ホテル」から2度目の共演となる木村と長澤。1作目の撮影時、長澤が「私、果敢に木村さんを(食事に)誘っていましたよね?」と明かすも、木村のタイミングが合わなくて食事は実現せず。さらに、今回もコロナ禍でまだ実現していないという。
その流れで、相葉も1回だけ木村を誘ったことがあると打ち明け、「その時は、たまたま二宮(和也)と僕でもんじゃを食べていて、『木村さん、来れますか?』って連絡したら、来れなかったんですよね」とエピソードを披露。
すると、長澤から「なんか木村さん、もんじゃのイメージないです」のツッコミが入り、相葉は「たしかにそうかも。店間違えた」と苦笑い。また、木村からも「やっぱりこっち(長澤)の方がピッタリかも」と言われると、相葉は「すみません!勉強します」と返し、笑いを誘っていた。
木村拓哉&相葉雅紀、“インキー”エピソードで大盛り上がり!
トークでは、岸が仕切り役となり、木村と長澤に魂メンバーからの質問をぶつけていくことに。緊張して説明する岸だが、木村から「カンぺがん読みだけど、大丈夫?」と心配されると、「僕、こんな大役をやったことないんです!」と苦笑い。
岸はしょっぱなの質問から「最近、キレたことはありますか?」とぶっこむと、木村が「今かな」と岸をガン見。岸は「相葉くん…木村さんの視線、俺に向いてますよね?相葉くんが何とかしてください!仲間ですよね!?キャプテン」と大慌て。
相葉が「俺に振るんじゃない」と制する中、木村が「一つの例ですよ」と冗談だったことを明かすと、岸は「あ…」と心から安堵した表情を見せた。
次に岸は、風間からの質問として「映画の舞台がホテルということでお伺いしたいのですが、相葉くんは昔、ツアーで北海道に行った際にインキーしてしまい、廊下で寝て死にかけたところを松潤(松本潤)に救われたという有名な話があるのですが、お2人はそういったミスの経験がありますか?」と聞くと、相葉が「俺のエピソードいらないから!」と困惑。
長澤は、「なんで廊下にある電話で言わなかったんですか?」と相葉に素直な質問を投げかけた。すると、相葉と同じようにコンサートでホテルに宿泊した経験のある木村が、「他のお客様と絶対に会わないように、イベンターの皆さんがフロアを全部パーテンションで囲って。常にそのパーテーションの外側に24時間体制でイベンターの方が立ってるんですよ」と外から遮断された状況であることを説明した。
また、相葉が岸に質問を確認すると、岸が「相葉ちゃんは昔…」と最初から長い質問を読もうとし、相葉が「最初から読まなくていいよ」と慌てて制止。その天然ぶりに、木村も「結構、バック・トゥ・ザ・フューチャーするよね?」と驚いていた。
木村はその質問に対して「僕、しょっちゅうインキーしてました」といい、「なんなんだろうね。あのインキーに気付いた瞬間の自分の冷静さってない?」と相葉に質問。相葉が「分かります」と同意すると、木村は「すごい慌てたいんだけど、『ガチャ』と扉が閉まる瞬間を噛みしめてる」と話した。
また、相葉が「扉が閉まる瞬間、スローに感じません?」と口にすると、木村が「そのパターンのホテルと、このパターンない?すごくゆっくり来るんだけど、最後の20cmぐらいだけ、ウーンガタっと(すぐ閉まる)」と大盛り上がり。相葉は先輩との意外な共通点に「うれしい」とはにかんでいた。
木村拓哉、岸優太ワールドにハマりかける?
佐藤からは「モーニングルーティンをぜひ知りたいです」とのリクエストが。長澤は「塩で歯みがきをします。歯茎が締まりますよ」と明かした。
また、相葉から「大変だった番組企画は?」と質問すると、木村は12月29日、30日、31日の3日間トマトだけ食べ続けた企画の思い出を披露。『NHK紅白歌合戦』に出演し、「トマトしか食べてないからふらふらだった」と言いつつも、「結果、面白かった」と笑顔を見せていた。
浮所の「ジャニー(喜多川)さんに怒られたことありますか?」という質問では、木村がジャニーズJr.時代、髪にメッシュを入れて先輩のコンサートに参加しようとしたら、ジャニー氏がその場で染毛スプレーを用意し、メッシュにしていた髪を黒く染められたと回顧。
そんな中、長澤に「岸くん、メッシュじゃん?」とツッコまれた岸は、「木村さんのマネをしたといっても過言でない」と返答。木村に「いや、俺の責任にするなよ」と言われると、岸は「すごくリスペクトしていて。世の中、みんながモノマネしていて。うちの親父もマネしていて、『HERO』の時のジャンパー買ってました」とエピソードを披露した。
また、その流れで岸が「本当にリスペクトしてます」とかなりの小声で明かし、木村が「えっ!なんて言った?」とそのボリュームに驚き。その様子を見た山崎弘也(アンタッチャブル)は「木村さんも岸くんにハマりかけてるね」と笑っていた。
岸優太、消毒液を香水と勘違い
そして始まった「DAMASHI魂」では、前回、木村に完敗した相葉が、席に座った早々、目の前の木村を見て、「ヤバい、もうやられそうだ…。この圧倒的なオーラにやられちゃうんですけど」と尻込みしつつも、「今日はこんなチャンスをいただけたのだから、ものにしたいです!」と意気込みを。
一方、木村は「やっぱり読めないのは岸ですよね」と口にし、「さっき、岸が横に座った瞬間に、(手元にあった)これ(消毒液)を手首にシュッとしていて。『こいつ、なんだ?』と思って」と岸の謎行動をぶっちゃけ。
岸は香水だと勘違いしたそうだが、実況席の山崎は「ちょっと岸ペースになってきてるかもしないですね。木村さんがそういうところ拾うようになってるから」というと、木村は「もう拾わねぇぞ!」と宣言。
しかし、岸が「スターの方たちに囲まれていますけど、これまで数多くのゲームをやらせていただいてきたので、その蓄積を今日は“さいこっチョー”にぶつけたい」と意気込むと、木村がすかさず「さいこっチョー?」とツッコミ。宣言直後の反応に、木村は「あっごめん!拾っちゃった…」と苦笑していた。
ゲームは、「自信がある、薄目でいく」と宣言していた長澤が相葉のウソをことごとく暴くなど、するどい観察力をみせ、見事優勝。木村は「薄目のまさみ、(相手のウソを見破る)ダマしボタンを押す判断、半端なかったよね」と称賛すると、長澤は「相葉さんが分かりやすすぎる」と返答。相葉は「途中から(長澤の視線が)怖かった」と苦笑いしていた。
岸優太、やる気が起きない時はある曲で解決!
また、東京オリンピックの競泳選手たちと魂チームの対決も。8月26日(木)の放送に緊急出演した大橋悠依、本多灯、入江陵介、中村克の4選手が、助っ人にカズレーザー(メイプル超合金)、高岸宏行(ティモンディ)を迎え、「アローシューティング」「クラッチゲッター」で、魂メンバー6人と熱戦を繰り広げた。
2つのボックスから交互に出てくるパックをパスして回し移動するゴールに決める「クラッチゲッター」では、競泳チームの鉄壁のチームワークに対抗するため、相葉の「下の名前で呼ばれたいじゃん」という発言から魂チームが下の名前で呼び合う作戦を決行。
6人は先輩・後輩関係なしに下の名前呼び捨てで呼び合いながら挑戦するも、なかなか調子が上がらず、リードした展開だったがギリギリのタイミングでゴールを決め、辛くも勝利。6人は「下の名前で呼ぶのやめよう」(相葉)、「うちらは向いてない」(風間)とこぼしながら苦笑いしていた。
また合間のトークでは、大橋選手が「オリンピックでエネルギーが切れてしまって。やらないといけないことがたくさんあっても、すごいぼ~っとしてしまう」と最近の悩みを明かし、魂メンバーにやる気が起きない時の対処法を求める一幕も。
アドバイスを求められた藤井は「その時は、休んじゃおうと」と明かし、岸は「1つ本当に目覚める曲が合って。T-SQUAREさんの『TRUTH』というF1のテーマ曲なのですが、テレレテレテレテレダダーンからすごくきて、サビでなんでもやろうと思いますね」と独特な方法を明かし、相葉らを困惑させていた。
次回9月30日(木)は、スターの私物査定を開催。驚きの金額が判明する。