数年前、ゴルフ場で池に落ちたロストボールを拾って、洗浄してから再販することで年商1億円以上を稼ぐ会社が注目を浴びました。

その手法がユニークで、池ポチャでペナルティをもらって頭を抱えるゴルファーたちを尻目に、潜水士たちが池ドボンします。

彼らはロストボールダイバーと呼ばれるプロの潜水士で、ヘドロまみれの池に潜り、視界ゼロの状態で手探りでボールを見つけ出し、それを売るわけです。

無論、ボールの色は関係ありませんし、正直者である必要もありません。彼らにとっては全てが金色となって帰ってくるわけです。

現代版、ゴールドラッシュを夢想しながら例文を学んでみてはいかがでしょうか。

「あなたが池に落としたのは、この金のボールですか?それとも銀のボールですか?」

「どちらでもありません。普通の白いボールです。」

「あなたは正直者ですね。1打ペナルティで打ち直してください。」

これを英語で言うと…

“Was it this golden ball or silver ball that you dropped in the water?”

“Neither of them. It was a white ball.”

“You are honest. You must play another ball with a one stroke penalty.”

Point:1打ペナルティ = One stroke penalty

ゴルフは、バーディやパーなど英語がそのまま日本語となった表現が多いですが、一部には和製英語もあります。

たとえばショートホール、ミドルホール、ロングホールはそれぞれPar 3 hole, Par 4 hole, Par 5 holeといいます。

他にもホールインワンはAce、ニアピンはGreenie、ダフリはDuffed shotで表現します。

また、応援フレーズで使うナイスショットやナイスバーディなどはGood shot Good birdieと、NiceではなくGoodを使って表現します。

間違えて使うと仲間からOne stroke penaltyと言われるかも?

「One stroke penalty」ぜひ使ってみましょう。それではまた次回!

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