<桜井日奈子 コメント>

――出演が決まったときは、どう思いましたか?

私が生まれたのは地下鉄サリン事件後なので、このお話をいただくまで事件当時のことを深く知らずにいました。

調べるほど、悲惨で、残酷で、とても胸が苦しくなるような事件で生半可な気持ちでは務まらない、覚悟を持って向き合うべき作品だと思いました。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

30年経った今でも苦しみ続けている方がいて、この事件がなければ亡くならずに済んだ命があったことを思うと、やるせない気持ちでいっぱいになります。

何が起こっているのかわからない混乱のなか、一人でも多くの人を救おうと懸命に対応したすべての方へ敬意を込めて、演じさせていただきます。よろしくお願いします。