11月8日(日)放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、「大山詣り」で有名な丹沢・大山の名物である豆腐を使った「大山の豆腐料理」が紹介された。

神奈川県伊勢原市にある400年以上続く宿坊「東學坊」を訪れた松岡修造は、番組の旅の平穏を祈ってお祓いを受けたのち、宿坊で振舞われている豆腐料理の数々を堪能した。

松岡は豆腐作りを担当する兄の相原琢也さん、その豆腐を使って調理を行う弟の相原理人さん兄弟の話を聞きながら、まずはシンプルに豆腐の味を楽しめる「湯豆腐」をいただく。

豆腐について琢也さんは「天然のにがりで固めておりますので、他の豆腐にくらべてだいぶやわらかくなっていると思います」と説明。

熱々の豆腐を口に入れた松岡は「すっごいおいしい。まろやか。豆腐そのものの味がしっかりしています」と感想を伝えた。

琢也さんは、豆腐はそのままの味でも楽しめるが、しょう油、塩、何をつけたとしても「豆腐自体の味がしっかりしているので、私の豆腐は負けません!」と自信を見せ、松岡も「この豆腐はすごいです」と絶賛した。

理人さんは、大山で豆腐料理が名物となった歴史も解説。江戸時代に寺社への参拝が流行すると、江戸の人々は伊勢神宮まで行くのが遠かったため、大山を参拝するように。その際、参拝者たちが奉納品として大豆を納めることが多かったため、その大豆と、大山のきれいな水を使った豆腐作りが行われるようになったという。

続いて、松岡は「秋鮭と豆腐のムース」や、豆腐を魚と海苔で巻いた「磯辺巻き」などを味わうと、「(豆腐の)香りがやっぱりすごい」と褒めつつ、「今日、一番感じているのは、食感です」とコメント。「料理によって固さも変わっていく」と、やわらかいだけではない豆腐の食感の違いに感激していた。

次回、11月15日(日)の放送は、「上海もち米シュウマイ」を紹介する。

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