10月31日(土)21時より、フジテレビでは、土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 2020特別編』が放送される。

一般の人の身に実際に起こった心霊体験を基に、心底怖いゾッとする恐怖と、その恐怖や不安に翻弄(ほんろう)されつつも立ち向かっていく人々の姿を描くリアルホラーエンタテインメントだ。

このたび、ドラマパートの一つ「訳ありのカラオケ店」で、岡田健史が主演を務めることが決定した。フジテレビ系ゴールデン帯ドラマへの出演、『ほんとにあった怖い話』への出演は、岡田にとって初めてのこととなる。

カラオケ店員の大野陽平(岡田健史)は、仕事中に度々起こる奇妙な現象に日々悩まされていた。実はこの店の入っている建物は、ちょっとしたいわくつきで…。

ある日の夜、同僚の金井美紅(川島鈴遥)と店番をしているところに、元店員である吉岡翔(亜生)がやってくる。彼は「後から連れが来るから」と言い残して、先に部屋へ入っていった。

しばらくして、フロントに長い髪の女がやって来る。「8番の部屋に案内してほしい」という彼女。陽平はただならぬ雰囲気を感じながらも、吉岡のいる8番の部屋に女を案内するのだが…。

<岡田健史 コメント>

――台本を読んだ感想は?

僕も実際に不思議な体験をしたことがあるので、怖いなと思いました。霊の存在は信じていますし、意外と身近な存在なのだと思いました。

――実際に演じてみていかがでしたか?

“カラオケ店の店員”の所作を意識しました。また、実話をもとにドラマは作られていますが、その方の実体験を僕が撮影現場で体験することはできないので、そこをどういうふうに埋めるのか?その埋める作業の難しさを学ぶことができて、また一ついい経験ができたなと思います。

あとは「自分が楽しく演じられるように」ということを大事にして演じました。

――初共演となった亜生さんの印象は?

亜生さんは、常に周りに目を向けていて、場の雰囲気を大事にされる方だったので、そういったところに感銘を受けましたし、芸人さんならではの瞬発力と頭の回転の速さを間近で見ることができて、尊敬の念を抱きました。

僕にも気さくに話しかけてくださったので、心を開いてお話しすることができました。いい時間を共有することができたと思います。今回亜生さんとご一緒させていただいて本当に楽しかったです。

――普段ホラーはご覧になりますか?

日本のホラーも海外のホラーも見ます。あとは怪談話を聞くのがすごく好きです。話を聞いていて、その内容を想像することで自分のものになっていくのが楽しいです。話し手の伝えたいことはもちろんですが、聞く人の価値観によって話のイメージが違ってくることも、またおもしろいと思います。

――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

「訳ありのカラオケ店」は、実話がもとになっているのですが、実際に体験した人の恐怖を表現することの難しさを学ぶことができて、いい経験になりました。初めてのホラー作品に挑戦した僕の勇姿を、ぜひ見ていただきたいです。