フジテレビ『めざましテレビ』8月のエンタメプレゼンターに就任した藤原大祐(ふじわら・たいゆ)が、8月10日(火)に初出演をはたした。
現在、毎週木曜日に放送中のドラマ『推しの王子様』に、主人公・日高泉美(比嘉愛未)の自宅やオフィスへ出前を届ける中華料理店の店員であり、プロのミュージシャンになることを夢見る藤井蓮役で出演している彼。
まだ初々しさの残る藤原がマンスリーエンタメプレゼンターを務めるとあって、SNS上では「たいゆくん、頑張って」など多くのエールが寄せられたが、オンエアが始まると17歳とは思えないしっかりとした口調で“大物ぶり”をのぞかせる一幕も。
フジテレビュー‼では、初回の生放送を終えたばかりの藤原にインタビュー。出演の感想や次回放送で挑戦したいことを聞いた。
<藤原大祐インタビュー>
――生放送を終えた感想を聞かせてください。
僕の出番は2時間弱だったのですが、一瞬でした。ここでCMに入る、ここでVTRに入るなど、生放送ならではの感覚を初めて味わいましたが、結構好きな感じです。“ストイック”と自分でいうのも恐縮ですが、運動なども自ら追い込むタイプなので、時間に追われる状況が自分には合っていると思いました。何より“めざましファミリー”の皆さんの声がよすぎて、ASMR(※)を聴いている感覚でした。
※ASMR=人が聴覚や視覚への刺激によって感じる心地よい反応。
――昨夜は何時に寝て、今朝は何時に起きましたか?
何か作業をしていると深夜になってしまうこともあるのですが、普段、寝るのは11時ぐらいです。昨日は、「6時間は寝たいな」と思って9時半に寝て、3時に起きました。
――すっきり起きられましたか?
SNSで「明日、(めざましテレビに)出るよ」と告知しておきながら、「目が覚めたら9時だった。ファンの皆さんが『あれ?大祐くん出なかった』となったらどうしよう…」という不安もあって、夜中に2回ぐらい起きちゃったんですけど、ちゃんと3時に起きられました。
――朝食は食べましたか?
目を覚ましたくて、ミルクフランスとワッフルとサンドイッチとヨーグルトを3時3分に食べました(笑)。
――エンタメプレゼンターをオファーされたときの感想を聞かせてください。
以前、『めざましテレビ』のプロデューサーさんとお会いしたとき、ゴールデンボンバーの歌広場淳さんが「イケメン手帳」というコーナーで僕を紹介してくださったときに、「いつかエンタメプレゼンターをお願いしたい」とおっしゃってくださったんです。
そのときに僕はしがみつきながら「今、おっしゃいましたよね?」と確認し、マネージャーさんを呼んで「エンタメプレゼンターをやれるみたいです」ってちょっとプレッシャーをかけるつもりでお願いしたら、本当に決まっちゃいました(笑)。
――実際に就任が決まって、まわりの反応はどうでしたか?
一番喜んでいたのは母です。僕はもともとアナウンサーに憧れていた時期があって、というのはクリーンだし、カッコいいし、ハキハキしているところが素敵だなと。母としても、僕がアナウンサーになったら、離れて暮らしていたとしてもテレビで顔が見られるからって。残念ながら違う選択しましたが、この1ヵ月間全4回、“朝の顔”として出演できるので、親孝行になったと思います。
――現在、ドラマで共演中で所属事務所の先輩でもある渡邊圭祐さんも2月にエンタメプレゼンターを担当しましたが、渡邊さんからアドバイスはありましたか?
それがないんですよ。最近、全然お会いできていませんので。
――なんて言うと思いますか?
『おー、頑張れー』って言うんじゃないかな(笑)。
――出演にあたって、事前に準備したことはありますか?
過去にエンタメプレゼンターを担当された方の映像を参考にしつつ、その中でどうやって自分のオリジナリティやパーソナリティを出していこうかと考えましたが、もちろん台本もありますし、めざましファミリーの皆さんに身を委ねれば大丈夫だと信じて臨みました。
――チョコレートプラネットのお二人からメッセージが届いたときはうれしそうでしたね。
僕はチョコレートプラネットさんが大好きなんですが、あまりそのことを公表していなかったので驚きました。
――どんなところが好きなんですか?
TT兄弟などももちろんですが、『千鳥のクセがすごいネタGP』で披露する謎のコントやネタがツボです。ぜひ、いつかお会いして、「ありがとうございます」とお礼を言いたいです。
――生原稿読みがとてもスムーズでしたが、緊張はしませんでしたか?
スムーズでしたか?よかったです。基本的に僕はあまり緊張しないタイプなので、楽しくやれました。
――滑舌など意識したことはありましたか?
僕、もともとの滑舌がよくないんです。さらに、とても早口で…おそらく頭の回転と口の回転が比例しているんじゃないかなって(笑)。今も意識してゆっくりめに話しているのですが、本番でもそこを意識しました。
――今日はスティッチのモノマネを披露しましたが、他に得意なモノマネはありますか?
台本にはない急なフリでビックリしました。“モノマネができる俳優”でやっていく予定はないので、今後もフラれたらスティッチをやり続けます(笑)。
――今日の出来に点数をつけるとしたら?
95点です。1ヵ所だけ「氷川きよしさんの手がけた歌詞にも注目です」というコメントを言い忘れてテンパってしまったので。悔しかったけど、初回なのでしょうがないかなと。何より楽しくできたことが90点ぐらいを占めているので、次は100点を目指します。
学校では寝ぐせボサボサの頭で過ごしています
――エンタメプレゼンターへの就任が決まったときに「僕が興味ある分野をお伝えしたい」とコメントを発表していましたが、具体的にどのようなジャンルですか?
自分がやっている役者の仕事もそうですが、他には音楽ですね。ただ、今回は情報番組でニュースなどをお届けすることがメインなので、その中で僕にできるのは、その日、誰かに教えたくなるような、ちょっとした情報をお伝えすること。それをあと3回続けるためにアンテナを張り巡らせています。
――藤原さんは現役の高校生でもありますが、学校ではどんな感じですか?
『めざましテレビ』に出演しているときとは真逆で、ちゃんとしてないです(笑)。どちらかというと、笑いをとりにいきたいタイプですね。誰かがおもしろいことをしていたらツッコんだり、誰もボケていなかったら僕がボケたりしています。
――イケメンで笑いもとれて無敵ですね!
学校にはなるべく“イケメン”で行かないようにしています(笑)。こういう仕事をしているのに、学校でも作品の中と同じように振る舞っていたらウザいし、学校ではなるべく普通の自分でいたいという思いもあって、寝ぐせをつけたボサボサの頭で過ごしています。
――次回以降、番組内で挑戦したいことはありますか?
具体的なことはありませんが、毎回見てくださる方も、たまにしか見られない方もいらっしゃると思うので、たまたま見たタイミングでも「明るい朝を迎えることができた」と感じていただけたらうれしいですね。そして、藤原大祐にちょっとでも興味をもっていただけたらうれしいです。
――最後に意気込みをお願いします!
順調なスタートを切ることができたと思うので、これからさらに加速していけるよう頑張ります。今日、起きられなかった方は次回早起きを頑張っていただいて、「今日、起きられたよ」という方には来週も頑張っていただきたいです。あと3回、よろしくお願いします。
今後の藤原の出演は、8月17日(火)、24日(火)、31日(火)の予定。