『ルヴァンカップ決勝直前！Message 君に伝えたい言葉』＜第1夜渡辺剛編（FC東京）＞ | めざましmedia

そこで、ルヴァンカップ決勝を盛り上げるべく、フジテレビでは5夜連続の事前番組『ルヴァンカップ決勝直前！Message 君に伝えたい言葉』が放送となる。

＜番組テーマ＞
友達や仲間に恥ずかしくって言えなかった言葉がある。
恩師や両親に黙っていた思いがある。
アスリートは、その熱いメッセージをそのプレーだけで表現してきた。
でも、今、最も大事なこの時、
たまには、恥ずかしがらず、その思いを大きな声で伝えたい。

『ルヴァンカップ決勝直前！Message 君に伝えたい言葉』

放送日時：
11月2日（月）　　　　　　 24時55分～
11月3日（火）～5日（木）　24時25分～
11月6日（金）　　　　　　 24時55分～

第1夜　渡辺剛編（FC東京）
第2夜　大谷秀和編（柏レイソル）
第3夜　森重真人編（FC東京）
第4夜　江坂任編（柏レイソル）
第5夜　聖地・国立.決戦前夜編

ナビゲーター：内田篤人

今年のルヴァンカップ中継のテーマは「届け！フットボールのチカラ」。選手たちは今、何を思い、何を誓い、この決戦に挑もうとしているのか――今回は、第1夜となる渡辺剛編（FC東京）を紹介する。

＜第1夜渡辺剛編（FC東京）＞

昨シーズン、Jリーグで最もインパクトを残した大卒ルーキー渡辺剛（わたなべ・つよし）選手、23歳。

恵まれたフィジカル（186cm 78kg）を武器に、1対1に絶対の自信を持ち、空中戦にめっぽう強い。堅守速攻のFC東京において、まさにキーパーソンとなるセンターバックだ。

日本代表、森保監督からも熱視線を浴び東京五輪の主軸としての活躍も期待されている。そんな乗りに乗っている渡辺選手だが、これまでのサッカー人生は、決して順風満帆ではなかった。

「中学は正直、同年代だったらビリ2ぐらいの実力で。本当に、走れるだけの選手だったと思います」と振り返る渡辺選手は、FC東京の下部組織出身。しかし、熱望していたユースへの昇格は叶わず…。最初の大きな挫折だった。

冷静に自分の実力を受け止め、名門・山梨学院大学附属高校に進学。ひたすら練習に明け暮れる毎日を過ごした。しかし、高校卒業時にもプロからの声は掛からなかった。

そんな渡辺選手には、思いを伝えたい2人の人物がいる――。

一人目は、中央大学に進学した渡辺選手とセンターバックのコンビを組んだ、須藤岳晟（すどう・たけあき）先輩。

思い悩んだとき、気分が落ち込んだとき、常に渡辺選手を支えてくれたのは、信頼する須藤先輩からの「何も悩むことはないよ。お前は絶対にプロになるから」という言葉だった。

そしてもう一人、渡辺選手の背中を強く押したのは、彼のことを誰よりも知る…母親だった。

プロからのオファーが届かず、一般企業への就職活動を電話で相談すると…。「就職活動をするなら、サッカーでプロになるのは諦めなさい。その覚悟がないなら中途半端なことはしないで、今はサッカーだけに集中しなさい」。不器用な性格を知っているからこその言葉で、プロ入りの夢を後押ししてくれた。

そんな2人へ、渡辺選手から伝えたいMessageがある――。