<ストーリー>
「そなたは何度もひとりの女性を愛するだろう。だが、その愛が結ばれる前に、そなたは必ず死なねばならぬ!」。
幼少期に起きた母親とのトラウマで、愛を憎むようになった近石昭吾(佐藤勝利)は、愛してもいない女性の家に転がり込んでは金をもらい、生活を続けていた。
幼なじみの渡ひろみ(髙石あかり)との関係だけは特別な何かを感じていたが、ある日、ひろみが自らに好意を抱いていることを知った昭吾は、愛を憎むがゆえに決定的な間違いを犯し、ひろみを死なせてしまう。
行きついた世界で、昭吾は女神にある罰を言い渡される。それは「何度生まれ変わっても一人の女性を愛し、結ばれる前に死ぬ」というものだった――。
逃れられない転生のループと女神の啓示により、昭吾は哀しみと絶望のなかで愛と向き合うことになり…。