11月8日(日)、「ananAWARD」の表彰式が行われ、SixTONESのジェシー、田中樹、Snow Manの岩本照、ラウールが出席した。
「ananAWARD」は、1970年に創刊し常に時代の女性の気持ちに寄り添い続けてきたライフスタイル女性誌・ananが、創刊50周年を記念し立ち上げたもの。
“ムーブメントの先駆けになった人”“時代を象徴する人、モノ、コト”を選出し、表彰。今回が初開催となる。
SixTONESとSnow Manはそろって「ananAWARD 2020」の大賞を受賞し、両グループから代表してジェシー、田中、岩本、ラウールが登場した。
ステージ下の扉が開き、逆光の中、シルエットで姿を見せた4人。クールにポージングを決め、グラビア撮影をしながら、ステージへ登壇。ステージ上では、まず、ananのマスコットである“アンアンパンダ”をモチーフにした、金のパンダトロフィーが贈られる。
このトロフィーをパンダの着ぐるみが運んでくると、ここまできりっとした表情を見せていたメンバーも笑顔に。岩本は「ありがとうございます」とパンダにお礼を言い、ラウールはパンダの頭を撫で、ジェシーはトロフィーではなくパンダの着ぐるみを抱くボケをかまし、田中はパンダの“どうぞ!”というアクションを受けて満面の笑みを見せた。
その後、行われたトークセッションの模様は、ほぼ全文でお届けする。
「(受賞は)ファンのおかげ」「これからも精進していきます」と感謝と決意語る
──おめでとうございます。喜びの声をお聞かせください。
ジェシー:ジェシーのSixTONESです。
田中:逆!
ジェシー:逆でしたね。今年デビューして、いきなりこういう賞をいただけて、うれしいです。今後もいろいろな賞をいただけるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
ラウール:僕たちがこういう「〇〇大賞」というものをいただくことが、想像していなかったので、とてもうれしいです。Snow Manとして表紙を飾るたびにファンの方がすごく盛り上がってくれて、渡辺(翔太)がソロで表紙をやった時も、メンバーの中でも話題になりまして。こういう賞をいただけてとてもうれしいです。
──登場時に撮影をしながらステージに上がっていただきました。その時の写真を見たいと思います。
(モニターにジェシー、田中の2ショット写真が表示される)
ジェシー:すごい!かわいいですね。
田中:かわいいとは思わないですね(笑)。
ジェシー:かっこいいですね。
田中:でも、まだ緊張してますね。
ジェシー:それがまたかわいいですね(笑)。
田中:ずっと表現が間違ってる。
──こういう時に撮影をするって斬新ですよね。
ジェシー:初めてです。
田中:なかなかない経験ですね。普段やる、僕たちのライブよりも緊張しました(笑)。かっこよく撮っていただいて、良かったです。
(モニターに岩本、ラウールの2ショット写真が表示される)
ラウール:どこ見てるんですか、僕…。大丈夫かな?
ジェシー:ははは(笑)。
ラウール:堂々としていたつもりなんですけど。
ジェシー:いや、かっこいいよ!
岩本:こうやって撮っていただいたものがすぐ見られる時代なんですね。
ラウール:キレイに撮っていただいて、ありがとうございます。
岩本:ありがとうございます。
(モニターに4人の集合写真が表示される)
──これは、今すぐ表紙にできそうですね。
ジェシー:今すぐ表紙にお願いします!
岩本・ラウール:お願いします!
田中:今すぐには無理よ。
ジェシー:ははは(笑)。かっこいいね。
田中:3人がすごく身長大きくて、僕がちっちゃく見えるな…。
ジェシー:逆に目立つからいいよ。
田中:うん…。
──今回、撮影したカメラマンは、いつもananで皆さんを撮影している方で。
ジェシー:ありがとうございます。
田中:何度もかっこよく撮っていただいているので…ありがとうございます。
ジェシー:そろそろ、こっちから写真を撮ってあげたいなと。
田中:撮らなくていい。そのシチュエーションないから!
ジェシー:(撮らなくて)いいの?
岩本:どういうことよ(笑)。
田中:カメラマンさんが撮られるシチュエーションないから!
──4人で並ぶのは、新鮮ですね。
ジェシー:僕たちも新鮮ですね。
田中:(SixTONES、Snow Manの全員)15人でということはあったんですけど。この4人というのはなかなか…。
──楽しいですか?
田中:久々に会えたので楽しいです。
──今年1年を振り返ってみていかがでしたか?
ジェシー:1月22日にデビューさせていただいて、11月に3rdシングルが出るのですが、こんなにスピードが速くていいのかなと思うくらい、ビックリしていて。
SixTONESは、音楽をメインに考えていまして、ジャニーズJr.の時は、世の中に僕たちの楽曲を披露することはなかったんですけど、デビューしたことで、いろいろな人に僕たちの音楽やパフォーマンスを伝えられるっていう1年になりました。
先輩たち、後輩たちに負けないように、今後も最強なSixTONESを見せていきたい行きたいと思います。
岩本:いろんな経験をさせていただきました。初めて、ジャニーズでデビューコンサートを配信でやらせていただきましたし。僕たちSnow Manは、“初”を取りにいきたいという思いがみんなにありまして。
メンバーの渡辺が、ソロで表紙を飾った際に、発売前に重版になったじゃないですか。それも自分のことのようにメンバーみんなで盛り上がりましたし。
でも、この“初”は、僕たちだけでとれるものではないので、改めてファンの人の力や、目に見えない力への感謝の気持ちを持つことができた1年だったかなと思います。
──皆さんはSNSでの発信も多くされています。特に田中さんは、YouTubeなどで、コミカルなところとかっこいいところと見せていますが…。
田中:限りなく素に近くナチュラルでいようというのは、心掛けているというか、自然とそうなっていったんですけど。僕たちの動画は10分前後が多いんですが、その動画ですら数時間撮影するくらい…自分たちでも予想できないくらい盛り上がってしまって。毎回、気づいたら楽しんでしまっていて。
もちろん、お仕事として、皆さんに楽しんでもらうっていうことはあるんですけど、僕たちが普段心掛けている、「自分たちがまず一番楽しむ」ということを実践できているなと思いますね。
──ファンとのSNSを通じた交流は、どう受け取っていらっしゃいますか?
ラウール:動画を上げたり、写真を上げたりするたびに、皆さんのリアクションが返ってくるのが新鮮で。今は直接会えない時期だからこそ、その言葉に励まされるというか。その言葉を見て力が出るという、ものすごいありがたい環境だなと思います。
──皆さんにとって、ananはどんな存在ですか?
田中:僕たちが初めてSixTONESとして表紙をやらせていただいたのが、Jr.の時になるんですけど…その時は、先輩方がセクシーで大人な表紙を飾るというイメージがあったので、それをJr.の僕たちがやらせていただけるということで、少し「大丈夫なのかな?」と不安に思ったりもしました。
それが、皆さんのお力添えもあり、重版になったということで、一安心したというか、さらに「頑張るぞ」と新たに決意を固めて、勢いが加速するきっかけにもなりました。
岩本:自分たちの知らない、自分たちを引き出してもらっているなという印象です。「あ、あいつこんな表情するんだ」っていう、自分たちも新たな発見をするくらい新しい一面を引き出していただいてるなと思います。
──11月には、SixTONESの皆さんがまた表紙を飾られるとのことですが、撮影はどんな感じだったのでしょう?
ジェシー:僕たち、「かっこつけて」と言われても笑っちゃうんですよね。そこを我慢して、めっちゃかっこつけて撮ったんですけど。
今、岩もっちゃん(岩本)も言いましたが、本当に違う自分たちを出せるので、そこで経験だったり、学ぶことだったりがあります。ファンの皆さんが何か感じてくれることがあれば、それが僕たちは一番うれしいですね。
──最後に、代表して、田中さんと岩本さんから、ひと言お願いします。
田中:このような賞をいただけて、他のメンバーとも喜び合ったりして、うれしいことはもちろんなんですが、すごく光栄です。改めて、ここから、今の時代だけでなく、何年たってもその時代の顔と言っていただけるように身を引き締めて、ファンの方とスタッフさんと一緒に、「チームSixTONES」精進していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
ジェシー:よろしくお願いします。
岩本:またSnow Manは初をとることができたのは、本当に支えてくださっているファンの皆さんのおかげです。5年後、10年後、またここにSnow Manが来られるように、ファンの皆さんとともにこれからの時代を駆け抜けたいなと思います。ありがとうございました。
このあと、スタッフの指示のもと、すぐに退場した岩本。しかし、そのスタッフの指示に気づかなかった様子のジェシー、田中、ラウールは、しばらく場内でお手振り。
ラウールがようやく退場の指示に気づき、一礼して去っていく中、ジェシーはアクリル板に引っ掛かって動けないというボケを。すかさず田中が「(ボケはやらなくて)いいから!」とツッコミ、最後まで会場に笑いを起こしていた。